実家まで徒歩5分
私の実家は自宅から徒歩5分で行くことができる距離でした。自宅から実家までの距離がとても近かったので、2人目を妊娠しているときも長女と歩いてよく実家に行っていたのですが、当時2才だった長女はまだまだ甘えたい盛り。途中で歩かなくなり、私に「抱っこして!」と言うことも多く、臨月でも抱っこをしてあげながら実家に行っていました。
夫と喧嘩した日も実家へ…
そんなある日、私は夫と喧嘩をして自宅にいたくないと思い、長女と実家に行ってテレビを見ていました。その日は妊婦健診の日で、お医者様に「もうだいぶ下に降りてきてるし、いつ生まれてもおかしくない。妊娠39週目なので、今日生まれてもおかしくないね」と言われていたのですが、まだ大丈夫だと思っていました。
でも、なんだか違和感がありトイレへ行ったとき、破水していることに気付きました。
すぐに産婦人科に行くことに!
血混じりの水のようなものが出てきてさすがに焦ったのですが、陣痛のような痛みはなかったため冷静に夫に電話しました。そうすると、喧嘩をして自宅に残っていた夫も私が破水した話を聞いて焦ってしまい、すぐに駆けつけてくれました。
そして、夫と2人で状況を産婦人科に説明したところ、すぐに来てほしいと言われ夜8時半に産婦人科で診てもらうことになりました。
すでに子宮口7cm!
産婦人科に着いてすぐ見てもらったところ、「すでに子宮口が7cm開いている」と言われました。しかし、まだ陣痛らしい痛みもなく、夫と「今日生まれるのかな?」と分娩台で話しながら過ごしていました。産婦人科に着いて約1時間後少しずつ痛み出し、「あ、これだ」と陣痛に気付きました。
病院到着2時間後には痛みが少しずつ強くなっていき、「そろそろかな」とお医者様に言われたときに強い痛みがきて、2回ほどいきんだらスルッと赤ちゃんが生まれました。
破水をしたとき、子宮口が7cm開いていると告げられたときも、まったく痛みはありませんでした。距離が近いとはいえ、もし実家ではなく別のおでかけ先だったらもっと大変なことになっていたと思います。臨月のときはもっと注意しなくてはいけないなと感じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/(c)chicchimama
監修/助産師REIKO
著者:永田真結
4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。