娘の便秘は生後6カ月ごろから始まり、2歳になるまで続きました。便秘体質を改善せずにいたため、排便時泣いてしまうようになりました。そんな娘の便秘に対して、育児書を参考にしていろいろ試した体験談をお伝えします。
便秘の始まり
新生児期には毎日あった排便が、離乳食を開始した生後6カ月ごろから間隔があく日が出てきました。しかし、2~3日排便がなくても痛がる様子はないので、特別気にすることはなかったのです。
ところがある日、5~6日排便がないことに気がつき、そこで初めて便を出すように対処し始めました。それからというもの、便秘になれば対処をするということを繰り返すように…⋯。
生後6カ月~1歳ごろにおこなった対処法
このころ私が娘の便秘に対しておこなった方法は2つあります。どちらも便秘かな? と感じてからおこなっており、4~5日に1回の頻度でした。
1つ目はおなかの“の”の字マッサージ。
“の”の字マッサージは腸を刺激して便やガスが出やすくなるというものです。保湿剤で滑りをよくしてから、マッサージをしてあげました。すぐに排便があるわけではありませんでしたが、ガスが出たりおなかがゴロゴロと動く音が聞こえたりしました。
2つ目は綿棒浣腸です。
綿棒の先をベビーオイルで浸し、2cmほど入れて肛門を広げるようにぐるっと回して腸を刺激するというものです。この方法では高確率で排便があり、スムーズに排便まで導いてあげることができました。
1歳以降は食事改善法も取り入れる
自然排便を目標に、食事改善も試みました。ヨーグルト・バナナ・乳酸菌飲料を取り入れ、水分を多めにあげるなどしましたが、すぐには効果は得られませんでした。
そして、薬局で購入したグリセリン浣腸を使用することに。娘は便秘が4日目以上になると排便時に痛がるため、4日目で浣腸を使用しました。「排便=痛い」と認識すると更に排便しにくく硬便になるため悪循環に……。浣腸を使用することで、悪循環を回避できました。
食事改善とともに排便コントロールをおこなった成果か、やがて浣腸を使用することなく自然排便のリズムができていきました。トイレでの排便を泣きながら拒否した娘を見て、もっと早く便秘対策を始めるべきだったと反省しました。娘の場合はこれらの方法でなんとか改善でき、安心しました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:山田太陽
元看護師、現在は専業主婦。2歳の娘を育児中で、第二子妊娠中。漫画・看護・育児系の記事を中心に執筆中。