洗濯機を開けたら信じられない光景が
わが家は、夜に洗濯機のタイマーをセットし、朝起きたら一番に洗濯物を干すのが日課です。
その日も私は起きて洗顔すると、いつものように洗濯機のフタを開けました。すると、洗い上がった洗濯物があるはずが、なぜかびっしりと白い小さな塊に覆われていたのです。
朝イチとはいえ寝ぼけているわけでもなく、念のためその塊に触ってみても、これは何?と頭の中は疑問だらけでした。
娘が小さいころの惨劇を思い出す…
洗剤の溶け残りではなく、ほこりや雪でもなく、これはいったいなんだろう?と見つめているうちに、なんだか懐かしい気持ちが湧いてきました。思い返してみると、昔見たことがある光景だったのです。
娘が保育園に通っていたころ、大量の着替えを洗濯機で洗うとき、紙おむつを間違って入れていたことに気づかずそのまま洗濯をしてしまったことがあります。そのときも、洗濯機を開けると同じ現象があったのです。
白い塊の正体が判明!
しかし、娘はもう紙おむつはつけていません。「ということは……?」と塊まみれの洗濯物を引っ張り出してみると、びりびりに破れたビニール製品がありました。どうやら生理用ナプキンを一緒に洗ってしまったようで、タイマーをかけて洗ったためか、ナプキンの中身がふやけ、中身が散らばってしまっていました。
ちょうど起きてきた娘にこの惨状を話すと「あーっ! ごめんねー!」と大慌てです。遊びにいったとき、トイレですぐに交換できるようにとズボンのおしりポケットにナプキンを数枚入れたのを忘れてしまい、そのまま洗濯機に入れてしまったそうです。
娘と一緒に、洗濯物をシャワーで洗い流したり、洗濯機の中をふいたりフィルターを掃除したりとにかく大変な朝でした。「二度としないで~」と思いつつ、しかし小さいころの紙おむつからの生理用ナプキンになった娘の成長と時の流れを感じ、ちょっとほんわかした気分にもなったのでした。
著者:oniko/女性・主婦
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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