※コロナ禍前の体験談です
ベビースイミングを始めたきっかけ
ベビースイミングを始めたきっかけは、もともとは産後ダイエットの一環としてでした。なかなか目が離せない0歳児、日々どんな遊びをしようか悩み、家事と育児でヘトヘト……。そんな中ダイエットをするにもさぼり気味だった私にとって、息子と一緒に遊びながら自分のダイエットができるかも!と考えたベビースイミングは、気が付けば息子と一緒に週3回も通う日々の始まりでした。
子ども同士が同じ歳のベビースイミングで知り合ったママ友もでき、公園や子育て広場以外のコミュニティができたこともあり、子育てが楽しいと思える場になっていたと思います。
習っていたときに感じたこと
ベビースイミングを始めてまず感じたことは、息子とのふれあいの多さでした。日常生活でもさまざまな遊びで息子とふれあうことを大切にはしていたものの、体操から入水まで、息子を抱っこしながらふれあうことで、より息子と楽しんでいる気持ちに。
そして息子がお昼寝や夜にぐっすり寝てくれることも、なかなかできない家事がはかどりうれしいことでした。さらに息子の体力がついていることも日々実感。私だけの運動ではないことを感じることができたので、まさに一緒に楽しむことができる習い事だと思い、息子が幼稚園へ入園するまでの約3年間ベビースイミングを楽しみました。
ベビースイミング卒業後も…
「やっておいてよかった!」と思えたのは、息子が幼稚園へ入園してからも実感しました。幼稚園の水遊びでは、人一倍楽しんでいると先生から教えてもらい、息子にとってもプールが楽しいと思ってもらえたことは、生活の中にベビースイミングがあったからだと思っています。
そういえば、お風呂で水を嫌がったこともなかったと気が付き、物心がついたときから水に慣れていると日常生活でもスムーズなこともあると実感しました。そして母子分離でプールを続けている息子が、今でも時々「お母さんと一緒のプール、またやりたいなぁ」と言ってくれることがなによりもうれしいです。
ベビースイミングは子どもが学ぶための習い事だけでなく、乳幼児期のときに親子でふれあえる習い事だと思っています。そして私のダイエットにもしっかり役に立っていたことを、ベビースイミングを卒業してから“リバウンド”という形で実感中です。
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作画/加藤みちか
監修/助産師 松田玲子
著者:伊藤 美里
3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。