こんにちは! 保育士の中田馨です。新年度に入り2カ月が過ぎ、新しい生活やクラスの雰囲気にも慣れてきたころだと思います。
今回は保育園に持っていく荷物で、再度確認してほしいことや、梅雨時期に気をつけておきたい子どもの持ち物についてお話しします。
生乾きのまま持って行ってない?
梅雨時期の悩みは「洗濯物が乾かない」ではないでしょうか。わが家は乾燥機がないので、この時期は特に洗濯物が乾ききらず、朝に子どもの服や靴をドライヤーで乾かして……! という経験を今もすることがあります。
私の保育園でも「きっと乾かなかったんだな」という衣類、タオルを持って来られる方がいます。私も働く母親なので、夕方に洗濯して干して次の日に持って行く物は特に、洗濯が大変なことはわかります。
しかし、衛生面や匂いのことも配慮していただけるとありがたいです。生乾きとわかったら、私の保育園では干しなおします。においが気になったら使わずにお返しすることも。保育園側のそういった手間もできれば省きたいところです。
古くなっていない?
特に、タオルやガーゼ類、スタイ、肌着などで多いかな? と思うのが、タオル類の黒ずみです。どうしても使っているうちにだんだんと色が黒っぽくなってきますよね。毎日使うものなので、見慣れてしまい「こんなものか」と思いがちなこれらの肌着やタオル類。
サイズアウトしたものは成長に伴うものなので定期的に大きなサイズへの買い替えをお願いしやすいのですが、保育士側から「タオルが古いので替えてください」とは、なかなか言いづらいものです。肌触りも変わってくるので、ぜひ見直しをお願いします。
私も子どもたちに持たせるハンカチを定期的に買い替えていますが、新しいハンカチと並べてみると「わ! こんなに古くなっていたんだ!」とびっくりします。
破れていない?
衣服が破れていないか? をみてみましょう。子どもの動きはとっても活発です。親が想像もつかない動きをするので、服が破れることはよくあることです。
わが家の息子も「またひざ小僧破いてきて!」という時期がありました。中学生になり入学して3日で制服のひざ小僧を破いてきたときはトホホ……でしたね。
そんな子どもですので、多少の破れは気にしなくてもよいのですが、大幅に破れているとその部分が引っかかり怪我につながることもあります。買い替えてもらうことももちろんよいのですが、破れた部分に布やアップリケを付けてもらうでももちろん構いません。
買い替えたときは名前の記入を忘れずに!
衣服やタオルなどの見直しをして、足りないものを買い替えてもらったときに忘れがちなのは「名前書き」です。
保育園は同じ年齢の子どもの集まりですので、サイズや服の雰囲気などがどうしても似てきます。お返しする衣服やタオルを他のお子さんと間違えないように配慮していますが、保育士も人間ですので入れ間違えることがあります。
たいていは「別の子のものが入ってました」と持ってきてくださりますが、困ってしまうのは行方が分からなくなったときです。
名前が書いてあれば「〇〇ちゃんのこういう特徴の服がお手元にありませんか?」と依頼して見つかりやすいのですが、名前がないとそれが難しくなることも。もらい物の衣服で別の子の名前が入ったものも同様です。
少しの手間をかけていただけると、保育士が助かります。
保育園での生活を、安全に清潔にスムーズに過ごすためにも再度見直してもらえると助かります。