マシンガントークの娘にうんざりの毎日
娘は2月生まれですが、本当によくしゃべります。
娘「虫って怖いね。はちって刺すんだよ、ママ。知ってる? いたいいたいなんだよ。ママ、虫何が好き? 娘ちゃんはね、ちょうちょが好き。あ、妹ちゃんは多分ね、かたつむり好きだよ。あとね、昨日ね~」と、思いついたことと質問がたくさん並んでいる会話をしてくるのです。
なかなかのマシンガントークだと思います。娘だけだったら私も受け止める余裕があるのかもしれません。しかし1歳になる妹もいて年子を自宅保育しているので、娘だけにかまっていられないのが現状です。
悩んでいるのは私だけではなかった
毎日マシンガントークをされると全部聞くのは大変なため、適当に受け流すと「ママ、よく考えて!」と娘は言うのです。家事で忙しいときなどにマシンガントークされると正直イライラして、そんな自分を情けないと感じていました。
久々に再会したママ友に、娘のマシンガントークについて話すと「うちの娘もすごいよ。毎日すごい量話してくるから受け止めきれないよ」とのこと。娘と同級生の子を持つママ友は、きっと話を合わせてくれているんだろうと思っていました。
その後、ママ友の娘のA子ちゃんと一緒に遊んだときのことです。A子ちゃんも娘と同じくらいの量を話し、2人であーでもないこーでもないとおしゃべりしていたのです。そのとき、ママ友の言うことが本当なんだなと確信に変わりました。さらに、私だけがマシンガントークに悩まされているのではないんだなと少しホッとしたのを覚えています。
他を頼りながらの子育て
そもそもなぜ、そんなに追い詰められているのかをよくよく考えてみました。すると年子育児で余裕がない、自分の時間がない理由から娘を受け止めきれていないのだ気づいたのです。そこで、私は一時預かりやプレ幼稚園を利用し始めました。
一時預かりは新型コロナが流行る前にはよく利用していたのですが、最近はあまり利用していませんでした。しかし、最近は思い切って月に2回ほど下の子と一緒に預けて積極的に私の時間を作ることにしたのです。そして、プレ幼稚園は週1で今年の春から通っているのですが、9月から週2に増やしました。
一時預かりやプレ幼稚園に行った娘の反応
一時預かり、プレ幼稚園を利用しても娘のマシンガントークは止むことはありませんでした。しかし、利用する前よりは私が娘のことを受け止められるようになったような気がします。
会話の内容も家であったことではなく、「一時預かりであったこと」や「プレ幼稚園でやったこと」など外部の話が多くなり、私が知らないことも話してくれるため自然と会話も聞けるようになったんだと思います。
たくさんのことを話せるのは素晴らしいことだと思います。さらに私も最初はそれを望んでいたので本当にうれしいことです。しかし、私はマシンガントークにいつの間にか追い詰められてしまったのです。今もひとりではなく他のサービスに頼りながら子育てしています。おかげさまで以前よりも追い詰められて「ごめんね」と思うようなことはなくなりました。
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監修/助産師 松田玲子
著者:安斎みさき
1歳4カ月差の年子を育てるワンオペママ。転勤族。金融関係や大手薬局で働いた経験を生かして、子育てや金融そして美容ジャンルのライターとして活動中。