一方、ツキミさんは幼少期から母に容貌を笑われ続け、整形をした過去が。二郎さんは整形を受け入れてくれましたが、ツキミさんは自分に似た顔の子が生まれることが怖くて、子どもがほしいと思えないのです。
周囲からのプレッシャーに耐えられない二郎さんは、ツキミさんに子どもをつくることを強要。ツキミさんは離婚を考え始めます。
そんな妻をよそに、二郎さんはツキミさんに嘘をついて親族の集まりに誘い出し、逃げないように荷物を隠しました。ツキミさんはそこで親戚から「子作りしろ」と袋叩きに……。
二郎さんの弟夫婦や義姉の助けにより、なんとか帰宅。しかし、後を追ってきた二郎さんに無理やり行為を迫られ、ついに離婚を決意します。
ツキミさんとの関係が冷め切ってしまった二郎さんは「ツキミのせいでうつになった」と責任転嫁。さらに、ツキミさんを精神科に連れて行き「妻の考えは異常だ」と訴えます。
ツキミさんと2人で話した先生は「あなたはおかしくない」とやさしく寄り添いますが、二郎さんは一緒に診察を受けることを勧める先生に大声で反論し、ヤブ医者扱いする始末で……。
自分勝手な言動ばかり繰り返す夫





.png)


精神科の先生から、二郎さんがしたことは性的DVにあたると言われたツキミさん。
先生の言うことに腹を立てている二郎さんは、ツキミさんに「妊娠したら逃げられないから」と無理やり行為を迫ります。
ツキミさんはそんな二郎さんの言動をこっそりとスマホで録音していたのでした。
専門医からの言葉すら届かず、妻の気持ちを無視して行為を迫る夫の言動は決して許されるものではありません。ツキミさんが自分を守るために行った「録音」は、大きな一歩となるはずです。
配偶者からの無理な行為の強要は「性的DV」にあたります。ひとりで我慢せず、安全の確保と専門機関への相談を検討することが大切です。
内閣府の「DV相談ナビ#8008(はれれば)」に電話をかけると、最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。匿名でも相談できるので、ひとりで悩まずにまずは話してみてくださいね。
尾持トモさんの連載は、ブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
尾持トモ