二郎さんとミツキさんが「子どもをもたない」選択をした理由とは……。
夫婦の気持ちとは裏腹な現実
母からの孫催促に、同僚からの出産報告……。精神的に追い詰められた二郎さんは、ツキミさんに「そろそろ子どもをつくろう」と提案します。
二郎さんとツキミさんは、いわゆる「DINKs(「Double Income, No Kids」の略)」、いわゆる子どもをもたないことを選択した共働きの夫婦です。
お互いに毒親のもとで育ち、子どもを愛せる自信がない二郎さんとツキミさんは、子どもをつくらず、2人で生きていこうと約束して結婚しました。
しかし、周囲からの圧力により、精神的に追い詰められる二郎さん。子どもは欲しくないけれど周りのプレッシャーに耐えられないと苦しんでいるようです。
ツキミさんはそんな二郎さんを「プレッシャーに負けたから子どもをつくるなんてエゴ」「子どもがかわいそう」と諭しますが、二郎さんは次の週末に実家に顔を出さなければいけないと青ざめた顔で怯えるのでした……。
周囲からの期待や出産報告をプレッシャーに感じる二郎さん。しかし、子どもをもつかもたないかは、本来夫婦が選択できるはず。さまざまな理由から子どもをもたずに2人の人生を歩む夫婦も増えてきているようです。
「孫が見たい」という二郎さんのお母さんの気持ちもわかりますが、あまりプレッシャーはかえって逆効果。息子夫婦の考え方を尊重してほしいですね。
尾持トモさんの連載は、ブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。