情報集めに役立ったのは!
近くに知り合いがおらず、幼稚園選びに関して情報がなかった私は、まず市や幼稚園のホームページを検索。近くの子育て支援センターにも足を運びました。子育て支援センターでは、担当者だけでなく先輩ママからも情報を得て、情報交換をすることができて心強い存在でした。
それぞれの幼稚園の方針や雰囲気などの情報を聞き、自分で集めた情報と合わせ、どのようなところに子どもを預けたいか考えてみました。情報を集める中で、教育に熱心なところ・遊びの時間を多く取り入れているところ・行事に力を入れているところなど、それぞれの幼稚園で特長があることを知りました。
夫婦で共通して持っていた幼稚園への希望やイメージ
幼稚園の情報を調べる際に、幼稚園に対する希望やイメージを夫と共有しました。
・子どもがのびのび過ごせるような雰囲気である
・遊びが中心でありつつも運動や学びも取り入れている
この2点が夫婦で共通でもっていた幼稚園への希望、イメージでした。わが家は私だけでなく夫が送迎する可能性があったので、幼稚園まで車で10分圏内であることも合致。
パパが積極的に行事に参加する幼稚園が増えていると聞いたので、選ぶ段階から夫にも参加してもらったのです。そのためか、入園後も息子の様子に夫が興味を持って会話を多くしていたのでよかったと思っています。行事にも夫婦で一緒に参加していました。
実際に園に見学に行ったところ…
情報を集めて3つの幼稚園に候補をしぼり、その中から2つの幼稚園に家族3人で見学に行きました。両方の幼稚園で日中に見学させてもらえたので、普段の園児の様子や先生の対応など細かな点が見られたことがよかったです。
そのうちの1つの幼稚園で私たちが見学中、園庭で運動会の練習をしているところがありました。指導している先生は「少し厳しく叱るところもあるけれど、褒めるところは褒める」。私は厳しさの中の愛情を感じてこの幼稚園がとても気に入り、入園の決め手となりました。こういったことは見学しないとわからないので、見学してよかったと思いました。
その後、入園した息子の様子
結果的に私たち夫婦が気に入った幼稚園に息子は入園することができたので、ほっとひと安心でした。早生まれで体が小さくマイペースな息子。入園当初はできないことがたくさんあり、慣れない環境に不安を抱え、幼稚園では泣いていることが多かったと先生から日々聞いていました。
しかし家では毎日楽しかったことや、先生やお友だちの話をたくさんしてくれたことが今では印象に残っています。息子から「幼稚園に行きたくない」とは一度も聞くことなく幼稚園生活の3年間を過ごしました。自分の目で幼稚園を見て選び、ここなら大丈夫と納得できたからこそ、安心して任せられたのだと感じます。
子育て支援センターなどで話を聞くと「みんなが行ってるから」「近いから」と幼稚園を選んでいるママもいましたし、そのような選び方も1つだと思います。わが家はどのような幼稚園に息子を通わせたいかを夫婦で話し合って選んだことで、幼稚園への親しみを入園当初から持てた気がします。息子にも「幼稚園の○○が楽しそうだよね」などと話してあげることで安心できたようでよかったと思っています。
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作画/Michika
監修/助産師 松田玲子
著者:樋山ゆり菜
6歳男児、4歳女児の母。夫は不規則な勤務体制のためワンオペ育児多め。食べることが大好きで、地元・栃木県の食をメインとしたブログを運営しながら、飲食店にて接客のパートをしている。