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「はっ!…私、何をしてるんだろう…」フリマサイトに夢中になり、ひどい言葉で子どもを傷つけ…

わが家では「不要になったけれどまだ使える物」を、フリマサイトを利用して譲っています。まだまだ使えるし捨てるのはもったいない! 誰かに使ってほしい! という気持ちを叶えてくれて、ちょっとした収入にもなる。そんなフリマサイトのサービスに、私は大満足だったのですが……。フリマサイトによって、うっかり子どもたちを悲しい気持ちにさせてしまったエピソードをお伝えします。

フリマサイト

 

フリマサイト

 

わが家にピッタリ!だったフリマサイト

わが家には小学生の娘と幼稚園児の息子がいます。性別が違うので、洋服からカバン、おもちゃまで、それぞれの好みの物を持っていて、家の中は物でいっぱいです。私自身もなんでも大切にとっておくタイプで、捨てるのも苦手。

 

物が溢れて困ったわが家は、フリマサイトを使い始めました。始める前はただただ面倒なイメージがありましたが、いざ始めてみると「こんな物も売れるの?」と驚きと喜びの連続! 私はどんどんハマっていきました。

 

フリマサイトで売れやすい物を選ぶ

フリマサイトに慣れてくると、売れやすい物とそうでない物がだんだんとわかってくるようになりました。やはり、人気のブランド物やキャラクター物はよく売れるし、ユーザーの多いファストファッションの商品も、サイズ感や素材感に不安が少ないため売れやすいです。

 

デザインも、シンプルすぎるよりは色柄物のほうがよく売れる気がします。それがわかってからは、子どもたちの服を買うとき、頭の片隅で後々売ることまで考えて服を選ぶようになってしまいました。

 

思わず「売れなくなるでしょ!」

あるとき、お出かけ先で息子がふざけていて、洋服に汚れをつけてしまったことがありました。子どもは食べこぼしや泥汚れなんて当たり前。それはわかっているのですが、その日息子はブランド物の服を着ていて、自分も疲れていて余裕がなかったので、思わず「もう! 売れなくなるでしょ!」と口走ってしまったのです。

 

そのときの息子は、え? と、少し納得できないというような、悲しいような顔をしていて……。家族で気持ち良く過ごすために、不要になった物をフリマサイトで売って物を減らしたり収入にしたりしているのに、これは本末転倒だなと反省した出来事でした。

 

従姉妹にあげたほうがよかったのかも…

フリマサイトを利用し始める前、娘のお下がりは全部従姉妹にあげていました。ただコロナ禍ではなかなか従姉妹にも会えず、かといって宅配で送るほどでもないので、お下がりの行き場がなくなっていたのです。

 

そこで娘の物もフリマサイト行きになりましたが、久しぶりに従姉妹に会ったとき、娘のお下がりを着てきてくれたのです。それは娘がかつてすごく気に入っていた服だったので、娘は大喜び! そんな姿を見て、「着られなくなったとはいえ、娘の着ていた服は娘の物。従姉妹に譲るか、フリマサイトに出すかは娘の気持ちを優先しないといけなかったな」と反省しました。

 

 

フリマサイトは本当に便利なサービスです。でも、「売れること」に頭がいっぱいになって、大切にすべきことを忘れがちになってはいけないなと思いました。家族の気持ちを大切にしながら、不要になった物を気持ち良く、必要としている誰かに譲っていけたらいいなと思います。

 

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作画/山口がたこ

監修/助産師 松田玲子


著者:坂井香子

おだやかな娘とわんぱくな息子の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

 

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