どんどん増えるママ友
長男を出産して、その1年3カ月後に長女を出産しました。子どもを連れて行政でおこなっている子育てイベントや地域の児童館、家の近くのプレイルームによく出かけています。そこで同世代の子どもを持つママ同士、育児の悩みや情報交換ができる友だちがたくさんできました。
ママ友ができることがうれしいと思いつつ、「この人はお兄ちゃんのお友だちのママだっけ? 娘のお友だち……?」「どこで会った人で、子どもの名前はなんだっけ?」と、忘れっぽい私は混乱してしまうことが多々ありました。しかし名前を間違えるのは失礼だと思い、それだけは回避しようと決めたのです。
LINEを交換したら、すぐに表示名を変更
LINEで連絡先を交換したら、最初に「〇〇△△(名字と息子や娘の名前)の母の、▢▢(自分の名前)です。よろしくお願いします」と、自分と子どもの名前を書いたメッセージを送るようにしています。そうすると、大半の人がママと子どもの名前を返信してくれます。名前が送られてきたら、すぐにLINEの「表示名」を変更! もとからママが設定している名前に「〇〇ちゃんママ」というふうに、子どもの名前を追記するのです。
そうすることで、ママと子どもの名前をダブルで目にするので、覚えやすくなるのです。また、どこかで会ったときに、ママの名前か子どもの名前、片方はわかるけど、どちらかだけ思い出せない……!というときも、LINEを交換していればスマホを見るだけでどちらの名前もすぐにわかります。ささっと確認すれば良いので、聞き直すことがなく済んでいます。
名前を忘れてしまったら…!
もしもママも子どもの名前も忘れてしまい、LINEも確認できない……! ピンチ……!! というときは、気づかないふりをせず自ら話しかけに行きます。そして、「こんにちは! お久しぶりです、〇〇(息子や娘の名前)です~」とあいさつ。そうすると、「〇〇(子どもの名前)です~」と返してくれるママがほとんどなので、子どもの名前をゲット! ママの名前は呼ばないか、タイミングを見てLINEで確認するようにしています。
全員のママの名前まで覚えるのはハードルが高いですが、子どもの名前がわかれば会話をするときも困ることはほとんどありません。この「自分から子どもの名前を名乗る方式」にしてから、会ったのに変に気が付かないふりをして相手から話しかけられて名前がわからなくて焦る、ということもなくなりました。
ママ自身や子どもの名前を間違ってしまうことは失礼だと思うので、私なりに工夫して実践しています。私にとってママ友は、楽しく、そして大変な子育て期をともに戦う戦友です。これからも気の合うママ友を増やして、楽しく子育てをしていきたいと思っています。
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作画/大福
監修/助産師 松田玲子
著者:森まり子
1歳3カ月差の兄妹ママで、長女は妊娠32週で生まれた低出生体重児。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの記事を中心に執筆している。