「男の子のほうが熱を出しやすいのよ」と元幼稚園教諭の母から聞いていたものの、たまに熱を出すことはあっても、普段はとても元気な長男。しかし幼稚園の年中になってから、なんと5回も同じ病気で出席停止になったのです。
熱を出すと40度超えになる長男
わが家の長男は熱を出すと高熱になりやすく、1歳半で40度を超える熱を出しました。初めての高熱のときは熱い体の長男を抱っこして、慌てて小児科に駆け込んだことを覚えています。
高熱が出るたびに診察してもらうと、お医者さんから「喉が腫れていますね」と毎回のように言われていたので、長男は喉がウィークポイントなのかなと思っていました。それでも治りはとても早く、翌々日には完全回復ということが多いので、健康に育ってくれていることをありがたく思っていたのですが……。
年中の5月に初めての溶連菌感染症に
幼稚園に入ってからは熱を出すことも減ってひと安心と思っていたころ、急に高熱を出した長男。小児科に行くと「最近、溶連菌が流行っているので検査しましょう」と言われました。
聞きなれない病名に心配になりながらも、検査の結果を待っていると陽性と言われ、しかも出席停止になると聞いてびっくり! すごく大変な病気なのかもしれないとドキドキしながら看病していたのですが、薬を飲んだ翌日にはすっかり熱が下がり、出席停止期間が長く感じるほどでした。
治ったとひと安心…これが始まりでした
溶連菌感染症は腎臓に影響が出る場合もあるということで、完治してから尿検査がありました。それも問題がなかったので、よかったと思っていたのですが……。この2カ月後に再び熱が出て病院に行くと、同じく溶連菌が陽性。さらに数カ月後も溶連菌にかかり、多いときは1カ月に2回かかることも!
いずれのときも幸いなことに軽い症状で済んだのですが、結局1年間で5回も溶連菌に感染していました。症状としては喉の痛みと発熱なので、私では風邪との区別がつかないのですが、溶連菌感染症のときは長男いわくかなり喉が痛くなるようです。
こんな風に長男は溶連菌に感染し続けているものの、次男にうつったのは1度だけ。私も1度だけかかりました。やはり長男はかかりやすいようです。そのため、手洗いとうがいは必ずおこない、水分もこまめにとるように気を付けています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
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著者:田丸あかね
現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。