長男と次男を連れて初めて行った大きな公園で起きてしまった事故。私が押したブランコから次男が顔面から落下し、前歯が1本折れてしまったのです。そのときの様子や対処法、そして大後悔した私の反省の思いなどをお話しします。
2人目育児の油断が招いた事故
長男がブランコに乗っているのを見て、次男が乗りたがりました。長男は怖がりで3歳まで滑り台もできなかったのですが、当時1歳の次男はまったく怖がりませんでした。「2人目はたくましいなぁ」と思いながら、私は次男がひとりで座っているブランコをどんどん押してしまったのです。
すると突然、次男の手が離れブランコから落下。泣き出す次男を慌てて抱き上げ、顔を確認すると次男から見て左の前歯1本がぽっきりと折れてしまっていました。
慌て過ぎ! 救急に電話が繋がらない!
泣く次男と顔面蒼白の私。震える手で折れた歯をティッシュにくるみ、急いでスマホに登録してあった救急に電話しました。しかし2件かけても「現在の時間は繋がりません」のアナウンスが流れてくるだけです。実はこのときにかけた番号は、夜間救急の番号だったため診察外だったのです。
繋がらない電話でさらにパニックになった私は救急車を呼ぼうか迷っていましたが、長男のかかりつけの歯医者が休日診療をしているのを思い出し、急いで電話をかけました。そのときの時刻は16時前で、休日の診療時間ギリギリでした。
「折れた歯を牛乳に漬けて」の指示
電話が繋がったときには本当にホッとしました。「折れた歯は洗わずに牛乳に入れて持ってきて」との指示を受け、急いで2人を自転車に乗せて家に帰り、牛乳に歯を入れて歯医者に向かいました。病院の診察時間はすでに過ぎていましたが、無事に歯の治療をしてもらえてホッと一安心でした。
歯が折れたその後
事故から5カ月経ち、2歳になった現在も折れた歯はワイヤーで固定していてまだ治療中です。お医者様の話によると、レントゲンで見た限りでは歯はついてきているとのこと。ワイヤーを外せばまた元通りに戻るとのことで安心しました。ただ、以前よりも折れやすくなっているので永久歯が生えるまでは注意が必要という状態です。
▲実際の写真
対象年齢が3歳~になっていたブランコに1歳の次男をひとりで乗せてしまい、さらにおもしろがるからと強く押してしまった私は責任を感じ、とても後悔しました。これは私のなかで「2人目だから多少は大丈夫」という油断が招いた事故です。この事故以降は前以上に目を離さず、注意するようにしています。「幼児は手を離すな」という言葉が身に染みました。
著者:竹内優実
5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。