筆者の娘が2歳4カ月のとき、原因不明の顔面神経麻痺(ベル麻痺)で約2週間の入院治療を経験しました。診断を受けた直後から治療を開始するということで、何の準備もしていないまま入院生活が始まることになり……。今回は、筆者が入院生活に付き添った経験から学んだ入院生活に必要なアイテム(子ども編)について紹介します。
多めの着替え
娘は、24時間ステロイドの点滴治療をしていたせいか、普段はそれほど汗をかかないのにエアコンの効いた室内でも大量の汗をかきました。入院中はお風呂に入れない上に食事をこぼして服を汚すこともよくあったので、夫に頼んで着替えは多めに6組くらい持って来てもらいました。
点滴をしていたので大きいサイズのTシャツを用意したところ、着替えさせやすくてよかったです。入院したのは9月でしたが、病院は24時間エアコンが効いていたので半袖と薄手の長ズボンで過ごしていました。
いつもより多めのおむつとおしりふき
やはり点滴をしていたせいか、とにかくおしっこの量がすごかったです。娘は普段おしっこもうんちもトイレでしていたのですが、入院中はトイレに間に合わずおしっこをおむつにすることがたびたびありました。
入院中はすぐに買い出しすることも難しく、いつもより多めのおむつを用意しておいて助かったことを覚えています。おむつと一緒におしりふきも多めに用意して、体を拭いたり食事のときの汚れを拭いたりしていました。
子どもが使い慣れた食器
娘が入院した病院はコップ、お箸、フォーク、スプーンなどの食器類はすべて持参でした。食事は病室のベッドの上でしていたため、娘が使い慣れた食器を持ち込み、なるべく食べやすいようにしたところ、点滴で利き手の右手がうまく使えなくても左手で器用に食べていました。コップはフタなしのものを使っていましたが、今思えばフタつきでストローでも飲めるものを使えばもっと飲みやすかったのかなと思います。
今回紹介した物の他にも先生の許可を得て持ち込んだお気に入りのおもちゃやおやつがあったので、不安な入院生活のなかでもある程度楽しく過ごすことができたようです。