耳鼻科を受診
3歳の息子の鼻水がなかなか治らず、耳鼻科を受診することに。その耳鼻科は人気でいつも患者が多く、待ち時間が長いのはいつものことでした。息子は体調が優れないこともありいつも以上に落ち着かない様子でしたが、絵本を読んだりしながらなんとか順番を待っていました。
騒がしすぎる子ども
そんな中、一際騒がしい5歳ぐらいの男の子がいました。スリッパに履き替える病院ではないのですが、その子は靴を脱いでいて、待合室の床の上におもちゃの車を走らせたり、椅子の上に立ち上がったりしていました。人の多い待合室とは思えない様子で、まるで自宅で遊んでいるかのように自由に過ごしていたのです。
何よりも気になったのが、これほど騒がしいのに注意する親がいなかったことです。周りを見渡してみても、その子どもをわが子のように気にかけている親はいません。その子はずっとひとりでおもちゃの車を走らせたり、椅子の上に立ったり、出入り口を何度も行ったり来たりしていました。
注意しない親
それから30分ほどたったころです。その男の子は横に座っていた30代ぐらいの女性に声をかけました。驚いたことに、男の子は女性に「お母さん」と言ったのです。私はこのとき初めて、隣にいた女性がお母さんだったことに気がつきました。そのお母さんは、男の子が騒がしく遊んでいる間ずっとスマホを見ていて、まるで他人のように見えたため、私はまさかお母さんだとは思わなかったのです。
その後も男の子は遊び続けて、さらに派手に騒がしくなる始末。受付のスタッフの方が注意しに来ていました。にも関わらず、そのお母さんは順番が来るまで一度も注意することはなかったのです。
私自身、病院などで子どもと待つことの大変さは経験しており、理解できます。年齢によっては、良いことと悪いことの区別がわからなかったり、大人のようにじっと我慢しているということが苦手だったりすることもあると思います。しかし、だからこそ、親がどんな対応をしているかが大切だなと感じました。
わが子には、みんなで過ごす場所では、静かに過ごさないといけないことを、改めて伝えていこうと思いました。そして、もしそれが難しいときは注意したり、一旦外へ出たりするなど、周囲に迷惑がかからないよう何かしらの対応をしようと思います。そうやって、子どもには公共の場でのマナーをしっかり教えていきたいと感じた出来事でした。
著者:柴田 あんず/30代女性/2019年と2022年生まれの男の子、2024年生まれの女の子ママ。現在は育児休業所得中。3人の子どもたちに囲まれ、慌ただしく賑やかな毎日に奮闘中。子どもたちのお昼寝中の読書やコーヒータイムがお気に入りの時間。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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