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おっぱいは2つじゃないって本当⁈産後4日目、脇に激痛のしこり【後編】

妊娠して脇に2mmくらいのほくろのようなものがあらわれました。脇のふくらみも大きくなってきたことから「副乳」の存在に初めて気が付きました。この記事では、産後の副乳の痛み、その後の経過をご紹介します。

副乳のイメージ

 

「副乳」は、「退化しきれなかった乳房」と考えられているもので、私の場合は脇にありました。人によっては、おなかに副乳がある人もいるようです。前編「妊娠中の副乳の変化」につづき、後編では「産後の副乳の状態」についてお話します。

 

出産直前の副乳の状態

妊娠してから2ミリくらいの小さな乳首の黒ずみや脇の下のふくらみが大きくなるなど、変化があった私の副乳ですが、妊娠中期くらいからはあまり変化はありませんでした。

 

「副乳はこのままなのだろうか……」と、不安に思うこともありましたが、出産直前にもあまり変わることはなく、出産して2日目までは違和感も変化も特にない状態でした。

産後3日目から徐々に痛みが……!

産後、母乳の出が悪かったのですが、助産師さんの協力もあり、3日目から少しだけ母乳が出るようになりました。それと同時に脇の副乳に痛みが出てきて、産後4日目には痛すぎて脇がまったく閉じられない状態に! 副乳がカチカチのゴルフボール大のしこりのようになってしまいました。

 

対処法としては冷やす以外の方法はなく、産後6日目くらいまでは脇に保冷剤をはさんでいましたが、かたいままだと痛くてはさめないので、少し溶けたくらいのやわらかい保冷剤を使用していました。

 

痛みが引いたあとの副乳

産後7日目くらいからようやく痛みがなくなっていきました。一度、痛みが引いてからは再度痛くなることはありませんでした。妊娠中、気になっていたふくらみも妊娠前くらいの大きさに戻り、産後半年ごろには副乳にある乳首の色も薄くなり、目立ちにくくなりました。

 

助産師さんいわく、副乳がある人は母乳がよく出る人が多いようです。私も母乳が出始めるまでは2週間弱かかりましたが、そこからは十分完母で育てられるほど母乳がよく出ました。

 

副乳は美容整形で切除することもできるようです。ただ私は、自分の体の個性として、うまく付き合っていきたいと考えています。

 

 

イラスト:sawawa


著者:田中麻奈

一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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