産後に母乳が出づらく赤ちゃんの吸う力も弱かったため、手で搾っておっぱいを出し哺乳瓶であげていました。しかし手で搾るのは時間も労力もかかるため、搾乳が苦痛に感じるときがありました。そんな搾乳時の悩みを解決してくれたのが、ピジョンの「さく乳器 母乳アシスト手動」です。搾乳器を使うまでの気持ちや使用してよかったと感じた点をお伝えします。
搾乳器に頼らなかった産後の授乳
出産後5日ほどは母乳が出にくく、さらに生後間もない赤ちゃんの吸う力が弱く、おっぱいをうまく飲むことができませんでした。そのため長時間かけて直接授乳したり、手で搾って哺乳瓶から母乳をあげていたのです。
しかし、おっぱいを搾る力も必要ですし時間もかかってしまい、毎回の授乳タイムにしんどさを感じるようになってきていました。そんなときに助産師さんにおすすめされたのが、搾乳器です。出産も育児も初めてだった私は「搾乳器? 痛そう! 手で十分!」とあまり乗り気ではありませんでした。
もっと早く知りたかった! 搾乳器の便利さ
助産師さんに搾乳器をおすすめされたのは、赤ちゃんが生後1週間ほどのころです。私の母乳の量は増えてきていたのですが、まだ赤ちゃんの吸う力が弱かったので、助産師さんが試しに搾乳器を使わせてくれました。
搾乳器を使うと、手や指全体に力を入れなくてもレバーを引くだけで母乳が搾れました。簡単に哺乳瓶に母乳がどんどん溜まることに驚き、なんでもっと早く使わなかったんだろう! と思い、早速購入することにしました。
搾乳器を使う機会は意外と多かった
搾乳器のメリットは手で搾るより力が要らないため、搾乳時間をぐっと減らすことができます。おかげで授乳を楽しめるようになりました。そして赤ちゃんのほうも生後2カ月ごろにはおっぱいを吸う力がついてきて、直接母乳をあげられるようになりうれしかったです。
そろそろ搾乳器の出番は終わりかな? と思っていましたが、他にも用途がたくさんあったのです。赤ちゃんに直接授乳できない場所にいるとき、誰かに赤ちゃんを預けるとき、乳首が切れて痛みがあるときなど、使う場面は意外とたくさんありました。
手動の搾乳器の使いやすさとは
搾乳器には手動と電動のタイプがあり、それぞれにメリットやデメリットがありました。私が使用した手動のメリットは電動よりも価格が安い、自分の力加減で搾乳できて使いやすい、パーツも簡単な物で洗浄しやすいということです。デメリットは電動に比べて手が疲れて時間がかかることです。
私がピジョンの「さく乳器 母乳アシスト 手動」を選んだ決め手は、弱めの刺激をする「搾乳準備モード」と、効率的に母乳を出す「搾乳モード」の2つがあったことです。
搾乳器はあまり使わないかもしれないと思い購入を悩みましたが、私の場合は使用頻度が意外と多かったので役立ちました。実際に手動の搾乳器を使ってみて、手が疲れると感じたこともなく授乳が楽しくなってよかったと思っています。
著者:西口くるみ
1歳児の男の子ママ。息子や夫と美味しいものを食べることが好き。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。