赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲んだあと、ゲップをさせようとしても、なかなか出なくて大変! という声をよく聞きます。ゲップを上手に出すにはちょっとしたコツがあるそう。ベビーカレンダー「助産師に相談コーナー」でおなじみの宮川さんにゲップの出し方を教えてもらいました。
ゲップをさせるときのキホン
よく教わる赤ちゃんを肩に担いで背中をさする方法ですが、まだ首もすわらない赤ちゃんを高い位置で抱っこするのはなかなか怖いもの。成長してくると今度は重くてママの負担になってしまいます。腹圧をかけるように膝の上に座らせてさすると出しやすくなります。下記の手順に従ってみて試してくださいね。
上手にゲップを出すための手順
1)赤ちゃんをママの膝の上に横向きに座らせます。
2)ママの腕に寄りかからせて上半身を丸くさせます。赤ちゃんの体をベビーバスで沐浴させたときに、背中を洗うような状態になっていればOKです。
3)おなかにたまっている空気を口から出しやすくするため、赤ちゃんの背中を下から上へ軽くさすります。
状態が丸くなっていることとママの腕に寄りかかることで、おなかに適度な圧力がかかるため、ゲップが出やすくなります。10分ほど続けても、出ないときはやめてしまって大丈夫。時間差で出ることもありますから、抱っこで様子をみてあげましょう。