何もかもわからないことだらけの初めての出産を前にし、「しっかり準備しておかなきゃ!」と意気込んでいた私。赤ちゃん用品店で配布されているリストや、育児雑誌のホームページなどを参考に、必要そうな物を揃えていました。しかし、出産後しばらく経って思い返してみると、不要だった物もちらほら。準備したものの、私の育児ライフではあまり出番のなかったグッズがありますので、ここでお伝えしていきます!
抱っこひもの首すわり前用クッション
私の初めての出産は2016年。2015年に発行されたプレミアム付き商品券を活用し、「今すぐ使うわけじゃないけど、いずれ買うのだから買っておこう」とベビーカーや抱っこひもなどのお出かけ用品をマタニティ期に購入しました。しかし、今思えば産後の生活を具体的にイメージできていなかったように思います。
初産では首すわり前に赤ちゃんと抱っこひもで出かける機会はほぼゼロで、ベビーカーで事足りてしまいました。ですから、首すわり前用のクッションは結局使うことがなく過ぎてしまったのです。
しかし現在、2人目育児中でまだ首すわり前なので、上の子の幼稚園の送り迎えなどで数年ぶりに活躍の場がありそうです!
新生児期用の哺乳瓶用乳首
私が初めて出産した病院は、かなり母乳育児に力を入れていました。生後すぐのまだうまく飲めない赤ちゃんに、搾乳したおっぱいや育児用ミルクを飲ませる場面が3回ほどあったのですが、そのときに使ったのは哺乳瓶ではなく普通のコップ。「え!? 哺乳瓶じゃなくても飲めるの?」とびっくりしましたが、わが子は問題なくゴクゴク飲み干していました。
助産師さん曰く、最初から哺乳瓶用の乳首に慣れてしまわないほうが母乳をじょうずに飲みやすいとのこと。私が仕事のときや外出したときには、冷凍しておいた母乳を夫が哺乳瓶で飲ませる機会もあったのですが、そのころには新生児用のサイズは小さく感じるようになっていて、一度も使わずじまいでした。
おしりふきウォーマー
評判の良い口コミを見かけ、わが子は冬生まれだったので用意しておこうとフリマサイトで購入したおしりふきウォーマー。「おぉ! あったかい! 便利!」と思って使っていたのですが、温めていない普通のおしりふきを使ったところ、思ったよりもヒンヤリしていない……。
部屋を温めるためのヒーターの風が届いていたようで、温めていないおしりふきを使っても、娘に嫌がる素振りはなかったのです。ウォーマーのコードが少し邪魔だと感じるときもあり、次第に使わなくなってしまいました。
ネット通販でたいていのものは数日で届けてもらえるありがたい時代。初めての出産で「あれもこれも」と考えすぎて買ってしまいました。しかし今回、ご紹介したものは、あくまでもわが家の場合はあまり使用しなかったものです。育児環境によっては必要なご家庭もあることと思います。これからも子どもが大きくなるにつれ、初めての経験がたくさん待っていますが、のんびり頑張ろうと思います。
著者:柴崎諒子
2016年2月長女、2019年2月次女を出産。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。
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