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医師「予防接種、打てません。だって…」え!?事前に確認して予約したのになぜ?医師の発言にあぜん!

子どもの予防接種は、親にとっても緊張するイベントの一つ。スケジュールの調整や当日の体調管理など、準備にも慎重になります。そんな中、医師からの思いがけない一言に心が折れそうになってしまい……。

一駅先まで歩いて通う予防接種

私は車も自転車も持っておらず、子どもの予防接種のたびに一駅分を歩いて病院へ通っていました。もっと近所にも病院はあるのですが予防接種に対応しておらず、結婚を機に引っ越してきて土地勘もなかったため、保健師さんに勧められたその病院に決めたのです。

 

やがて私が職場復帰し、1歳の子どもが保育園に慣れてきたころ、40度近い熱を出してしまいました。同時期に予防接種を控えていたため、できればいつもの病院で受診したかったのですが、高熱の中、一駅分の距離を歩くのは子どもへの負担が大きいと判断。

 

夫も仕事を休めなかったため、近所の病院を受診することにしました。結果はRSウイルス感染症と診断され、予定していた予防接種は延期することに。

 

 

事前に確認したのになぜ…?

その後、完治の診断を受けたあと、予防接種を受ける病院へ電話し、再度予約を入れました。その際、病気の経緯と完治日もしっかり伝えていました。

 

しかし当日、医師から「今日は打てません」と言われ、思わず耳を疑いました。理由は「完治してから日が浅いから」とのこと。「電話で経緯と完治日を伝えて予約したのですが……」と食い下がりましたが、医師は「ダメです。子どもがかわいそうでしょ?」の一点張り。

 

不安になり「まだ調子が悪そうな部分があるのでしょうか?」と尋ねると、「そうじゃないよ」と笑いながら否定されました。まるで私が「病み上がりの子どもに無理やり注射を打たせようとするひどい母親」のように扱われた気がして、涙がこみ上げました。

 

医師の対応に納得できないままでしたが、結局その日は予防接種を再度予約して帰宅。帰り道、抱っこひもの中の子どもに「ごめんね」と謝ることしかできませんでした。

 

かかりつけは“予防接種だけの場所”ではない

翌日、保育園の先生から「予防接種は大丈夫だった?」と聞かれ、事情を説明しました。「病院を変えようかと思って……」とこぼすと、「夕方以降も診てくれる親切な先生がいますよ」と別の病院を紹介してくれたのです。

 

ひとまず再予約した分は元の病院で済ませ、その後、紹介された病院へ行ってみると、診察も丁寧で納得できる説明をしてくれる良い先生で、とても安心しました。

 

 

この一件で、病院は「安心して任せられる場所」でなければならないと強く実感しました。現在、小学生になった息子は「あの先生は何でもわかってくれるし、注射もじょうず!」と笑顔で話してくれます。子どもの体を守るためには、病院への「信頼」も大切だと感じた出来事でした。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:有沢 なほ/30代女性。2017年生まれの男の子のママ。フルタイムで住宅関連の仕事をしながら、副業でライター業にも取り組むハイブリッドワーママ。子どもの「やってみたい!」を費用面で諦めさせたくなく、副業をスタート。子どもとのテレビゲーム、野球練習が休日の楽しみ。

イラスト:あさうえさい

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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