出産翌日、夫の上司が“アポなし訪問”
夫の上司とは面識があり顔見知りだったので、誰かはすぐにわかったのですが……出産翌日で産後の疲れもあり、すっぴんで髪の毛もボサボサの状態。あとから冷静に考えると恥ずかしさが込み上げてきて、夫に対して腹が立ってしまいました。
というのも、上司は夫に連絡をしたもののつながらず、仕事ですぐに確認したいことがあったため、「一緒に産院にいるのだろう」と思い込んで来てしまったようなのです。
田舎の小さな病院だったため、名乗ればそのまま病室に入れるような雰囲気で、実際に義両親も出産当日の夕方に連絡なしで突然訪れたので、とても驚きました。そのときは気が回らず何も思いませんでしたが、やはり事前に連絡をもらえるとありがたいと感じました。
夫には文句を言いませんでしたが、この経験があってからは、友人が出産した際には必ず連絡を入れてからお見舞いに行くようにしています。嫌なわけではないものの、突然来られると戸惑いが大きい――そう実感した出来事でした。
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出産直後はうれしさと同時に不安や疲れも大きく、とてもデリケートな時間。どれだけ親しい相手でも、突然の訪問は思わぬ負担になることがあります。今回のエピソードのように、悪気がなくても“アポなし訪問”が戸惑いを生むことも。お見舞いに行くときは、ひと言連絡を入れるという気使いを大切にしたいですね。
著者:村上佳代/40代 女性・パート。6歳と14歳の歳の離れた姉妹を育てる母。
イラスト:あやこさん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)