ふだんは断っていたけれど、その日は…
スーパーでよく見かける試食販売。私は“食べると買わないといけないかな”という義務感にかられるので、試食をすすめられても断るようにしていました。
子どもが3歳くらいのときにウィンナーの試食コーナーの前を通り過ぎようとしたら、子どもが食べたがりました。ちゅうちょしましたが、「今日はいいか」と思って子どもにウィンナーをあげようとしたら……。
そのときです。マイクをつけた試食コーナーのおばさまが、「お母さん! そのウィンナーはチョリソーだから辛いよ! 子どもにあげたら、子どもが泣くよ!」と言ってきたのです。
言われただけならよかったのですが、マイクで言われたのでほかのお客さんに見られることになり……、本当に恥ずかしい思いをしました。
それからは子どもが「試食したい」と言ったとき、どのような商品かをよく見るようになりました。
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子育て中に恥ずかしい思いをしたことがある人は、多いのではないでしょうか。“子育てあるある”なのであまり落ち込まず、笑い話にしてスッキリしたいですね。
著者:田中牧子/女性・主婦。19歳、18歳、14歳を育てる主婦。最近は自分の子育てを振り返ることが多い。
イラスト:あやこさん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています