妊娠して次第に大きくなるおなか。「妊娠線ができたら嫌だな」と心配するママも多いのではないでしょうか。できれば妊娠線ができないまま出産したいですよね。今回は、私のおなかに妊娠線ができてしまった経緯と、もっと気を付ければよかったと思うことをお伝えします。
塗り忘れても「今日は大丈夫。明日塗ろう」
私は妊娠中期ごろから、友人にもらった妊娠線予防クリームをお風呂あがりのおなかに塗っていました。
ただ、もともとボディクリームを塗る習慣がなかった私は、クリームを塗り忘れることも多々あり……。「あっ!」と、気が付いてもすでに服を着たあとだと、「今日塗らなかったくらいで妊娠線はできないだろう。明日は塗ろう」と思うだけでした。毎日、たっぷりと保湿することの積み重ねが大切だということに、私は気付かないまま……。
出産予定日1週間前にショック!
妊娠中期から塗り始めた妊娠線予防クリームは、臨月に入り、残りがわずかになってきました。「今さらクリームを買っても余るし、もったいないな」と思った私は、クリームを節約して少しずつ塗っていました。
すると、出産予定日1週間前に、恥骨あたりに左右小さな妊娠線を発見! 焦った私は妊娠線予防クリームを購入し、たっぷり塗るよう心がけましたが、日に日に妊娠線は増えていってしまったのでした。
無事に出産! 産後の妊娠線の様子
臨月のおなかの皮膚はピーンと張っていたため、あまり感じませんでしたが、産後の妊娠線はミミズ腫れのように赤く筋が入り、かゆみもありました。
産後6カ月ごろから次第に赤みは引いていきましたが、今でも白い線が残っています。あのとき、しっかり妊娠線予防クリームを塗っていれば……と、残るのは後悔ばかりですが、「おなかの中で赤ちゃんを育てた証」と思うようにしています。
妊娠線ができやすい体質、妊娠線ができにくい体質というのもあるかもしれません。ただ、「あのとき、ああしていれば……」と後悔しないためにも、しっかりと保湿を心がけたいですね。
著者:田中麻奈
元保育士で一児の母。現在は育児に専念するため専業主婦。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。趣味は手芸。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。