私が出産した病院では、出産日を含めて2日間はシャワーを浴びることができませんでした。お風呂が大好きな私にとっては、出産で汗をかいたせいか全身がむず痒く、悪露(おろ)で汚れた下半身がとても不快に感じてしまったのです。そんな私を救ったのが、トイレに流せるタイプの赤ちゃん用のおしりふきでした。2回目の出産のときから入院セットのリストに入れておいたことで、出産時から病院で大活躍! 産後を清潔に過ごすことができた、おしりふきの活用体験をご紹介します。
新たな入院セットの必需品に!
第2子出産という大仕事を終えた私。助産師さんに付き添われて産後初のトイレに行ったのですが、そこで悪露により下半身を汚してしまう事態に……。
そこで活躍したのが、あらかじめ入院セットとして持ち歩いていたトイレに流せるタイプのおしりふきでした! 長男を産んだときに不快な思いをした経験から、次男出産時の新たな入院セットとしてリストに加えておいたのです。
長男出産時はトイレが怖かった…
実は長男を出産したときに、会陰切開の傷と自然に裂けてしまった傷がひどく痛んでいました。特に産後のトイレは私にとって恐怖であり、痛みがひどいため、ゆっくりと時間をかけながらトイレットペーパーで拭き取っていました。
しかし、おそるおそる拭き取っていたため、悪露の汚れがなかなか取れず……。ウォシュレットも傷が痛みそうで怖くて使えないため、清潔にできないことにストレスを感じ、不快な思いをしたのです。
おしりふきは私にも使えるのでは!?
その後、長男(当時2歳)がトイレでうんちをするようになったある日のこと。長男に使用したおしりふきをトイレに流した際に、ふとひらめいたのです。これは次の出産のときの、悪露対策に使えるのではないかと!
これならトイレのときにゴミ箱にわざわざ捨てなくても、直接流すことができて便利。ウォシュレットの勢いに怖がることもなく、会陰部分を清潔に保つことができると確信したのです。そして第2子を出産した後、思ったとおり大活躍! 入院生活が終わった後も、悪露の汚れをトイレで拭き取ってそのまま流し、毎日爽やかに過ごすことができました。
おしりふきはなんとなく子ども専用と思いがちですが、出産後の私自身にも使うことができた便利なアイテムでした。使用後はトイレに流せるので、お見舞いに来た人がいたとしてもトイレで汚れを拭き取って流せたので気を使うことなく過ごせました。私は第2子から第3子までトイレで流せるタイプのおしりふきのお世話になり、入院中から悪露が終わるまでの間、清潔に快適に過ごすことができました。
著者:堀江ゆうき
二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。