細かな指摘が続いた日々
当時、私は資料作成を担当することが多く、A先輩からは細かな表現や形式に対する指摘が頻繁に入っていました。決して理不尽というほどではありませんが、揚げ足を取られているように感じることもあり、周囲も少し気まずい空気になることがありました。
私は波風を立てたくない思いもあり、静かに受け止めながら日々を過ごしていました。
急ぎの案件で見せた先輩の変化
ある日、A先輩が急ぎの案件で作業に行き詰まり、詳しい手順がわからず周囲に助けを求めていました。その作業は、以前から私が担当していた内容でした。
A先輩は私のもとにも来ましたが、焦っていたのか、いつもの早口で説明を求めてきました。私は落ち着いた声で必要な手順を簡潔に伝えました。すると、A先輩は少し驚いたような表情を見せ、それまでの強い調子がふっと和らいだように感じました。
静かな対応が生んだ空気の変化
その日を境に、A先輩の私への接し方は以前より柔らかくなり、指摘の仕方も穏やかになっていきました。周囲の雰囲気もどこか軽くなり、私自身も肩の力を抜いて仕事に向き合えるようになりました。
強く言い返すのではなく、落ち着いて対応するだけで関係が変わることもあるのだと実感した瞬間でした。
まとめ
この出来事を通して、相手の態度に振り回されず、自分らしいペースで向き合う大切さを学びました。困っている相手にていねいに接することが、距離感を自然と整えてくれることもあるのだと感じました。言葉の選び方や伝え方ひとつで、人間関係は変わっていくのだと改めて実感した体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:宮川弘/60代男性・会社員。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
※一部、AI生成画像を使用しています
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