いつもの時間に帰ってこない娘
しばらく探すと、どこからか娘の声が聞こえてきます。耳をすませると、わが家のお隣にある家から聞こえてくることに気がつきました。一体なんで!? と思いつつお家を尋ねてみると、どうやら今までそのお家でお昼寝をしていたとのこと。そのお家にはおばあさんが暮らしていて、乗っていた自転車は建物のかげに置いていたせいで見つけられなかったのです。
娘はお年寄りが好きなようで、近所のお年寄りにもとてもかわいがってもらっていたのですが、よそのお家でお昼寝をするという娘の大胆さに呆れました。おばあさんも、娘がいることを教えてくれたらよかったのに……と少し思ってしまいましたが、預かってくれていたことには感謝しています。
何はともあれ、無事に見つかってホッとし、涙が出ました。一緒に探してくれたおじさんにも、とても感謝しています。その後おじさんとおばあさんにお礼を
し、娘にはどこに遊びに行くか言ってから外出する、お昼にはちゃんと帰る、人のお家にお邪魔しない、人に迷惑をかけないということを約束してもらいました。
著者:菜野 花子/30代女性・パート
27歳の娘を持つ母。夫と母と暮らしている。趣味は布小物を作ること。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています