蒸し暑い日本の夏。赤ちゃんは体温調節機能が未発達なので、熱中症や脱水症状などが心配されます。しかしながら外がいくら暑くても、ずっと家にいるというのも現実的ではありません。お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるご家庭は、なおさら外出の機会が増えます。しかし、お散歩時のベビーカーは熱がこもりやすいという難点が……。
今回は熱中症対策に役立った、ベビーカーにも取り付けられるハンディファンを紹介したいと思います。
モバイルバッテリー内蔵でスマホの充電もOK
私が購入したのは、Amazonで販売されているモバイルバッテリー内蔵の「JOMARTO USB扇風機」です。風量は五段階調節でき、手持ち・卓上・クリップ扇風機・モバイルバッテリーと4タイプの機能を備えています。ベビーカーにつけるときにはクリップで留め、ネックストラップをとりつけて首からかけたりといろいろな使い方ができます。
ネット、実店舗といろいろ巡りましたが、5,200mAhの大容量バッテリーがあるのはAmazonだけでした。お値段も2,200mAhの他社製品と比べるとほぼ倍容量を搭載しているのに、2,580円とお手ごろ。また、扇風機としての役割以外にスマホの充電もできるので、お出かけ時にこれ一台でまかなえて大変便利でした。
扇風機としても充電器としても役立つ
五段階調節の風量は中程度でも十分パワフルです。ベビーカーにつけて日よけカバーを下げれば、風が循環して赤ちゃんはぐっすり眠っていました。 音も屋内の静かな場所以外ではほとんど気になりません。また、大容量バッテリーなので“強”でも8時間、“弱”だと最大20時間稼働できるようです。モバイルバッテリーとしては、2回以上充電できる計算となっています。
実際、蒸し暑かった日のディズニーランドで、風量を中か大でベビーカーに設置したり、手持ちで使ったりと朝昼充電のことを気にせず使用し、その後涼しくなった夕方からモバイルバッテリーとしてスマホを充電。扇風機としてさんざん使用したあとでも、スマホ電池残量30%からフル充電することができました。
ベビーカー取り付け時に注意したこと
はじめはベビーカーの日よけカバーに挟んでいましたが、うまく挟めずに落ちそうになることも。フロントバーに付けたのですが、子どもの手が届きそうなので指が巻き込まれると危ない……。実際動かしていないときに指が入るかどうか見てみました。相当狙いを定めて穴に入れないと難しいので大丈夫かなぁと思いましたが、偶然入ってしまって巻き込まれると危険です。
一般的な扇風機のようにネットカバーが売っていないので、悩みに悩んだ結果キッチンで使っているストッキングタイプの排水溝ネットを活用することに! 少し見栄えが悪いですが、かわいい色のゴムで結べば気になりませんでした。
かわいいデザインのハンディファンがたくさん販売されていますが、「JOMARTO USB扇風機」はシンプルなので、赤ちゃんが興味を持たなくて逆によかったです。 これから夏本番に向けてどんどん暑くなる時期。 買ってよかったと思える商品です。
著者:西田まい
4歳と0歳の姉妹の母。育休中のパート保育士。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。子どもにハンディファンを使用する際は指の巻き込みや目の乾燥にご注意ください。使用している間はそばで見守るようにしましょう。