育児に悩んでいた友人
友人とは小学生のころからの知り合いで、出産後も定期的に連絡を取り合い、子育ての話をする大切な存在でした。その後、私が双子の男の子を出産したちょうど1年後に、友人は女の子を出産。育児に悩んでいたため「愚痴くらいならいつでも聞くよ」と伝えていました。
そんなある日、友人から泣きながら電話がありました。1歳半健診で発達障害の可能性を指摘され、動揺しているとのこと。わが家の双子も発達障害。同じ経験があったこともあり、一度わが家で会って話すことになりました。
衝撃の一言にパニック
会える候補日をいくつか伝え、決まったら連絡をもらう約束をして、その日は電話を切りました。しかし、最初の候補日になっても連絡がなかったため、こちらから「どうなった?」と確認のLINEを送ると、返ってきたのは「ごめん、今日死にたい」という衝撃的な一文。
慌てて電話をかけてもつながらず、頭が真っ白になりました。すると突然、家のチャイムが鳴りました。モニターに映っていたのは、ベビーカーを引いて、ケーキを持ったその友人。
「ごめん、今日にするって連絡したつもりだったのに、できてなかったみたい。さっき電車であわてて返信しちゃった」と言われ、私が呆然としつつ友人にLINEの画面を見せると、友人は驚きの声をあげました。実は「今日にしたい」と送ったつもりが、とんでもない誤字になっていたのです。
事情がわかった瞬間、2人で大爆笑。その後はケーキを食べながら子育ての愚痴をたくさん話し、友人は「スッキリした!」と笑顔で帰っていきました。あのLINEには心底ドキッとしましたが、結果的には忘れられない温かい一日になりました。
著者:木下うめ子/30代女性/2018年生まれの双子ママ。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)