「もう会いたくない」なんで…?
娘が生後7カ月のころは、毎日のように支援センターへ行き、同じぐらいの子どもを持つママたちと、いつの間にか親しくなっていました。子どもを夫に預けて、4人のママだけで遊ぶこともあり、育児の話もできて、子なしでも遊べる友だちができてうれしいね! とお互い喜び合うほどの仲良しグループに。
そんななか、娘が2歳になったころに、私は仕事に復帰することに。新しい生活に慣れるまで時間がかかり、仕事も忙しくて、以前のようにママ友たちと会うことが減ってしまいました。最初のうちは、グループメッセージでやりとりはしていましたが、徐々にその頻度も減っていき……。
仕事と育児の両立に少し慣れてきたころ、久しぶりにママ友に会いたいなと思い、グループメッセージに「久しぶりに集まりたいね!」と送りました。すると、Aさんから「もう会いたくない」とのメッセージが……。驚いた私はすぐにAさんに電話して「私何か気に障ることしたかな?」と言うと、「仕事していたらえらいとでも思っているの? 専業主婦も忙しいけど!」となぜか怒り心頭。いきなりのことで戸惑い、「え? そんなこと思っていないよ、どういうこと?」と言いましたが、「もう話す気ないから」と言って、電話を切られてしまいました。
驚いた私はすぐに4人グループの別のママ友Bさんに連絡し、会うことに。待ち合わせのカフェで腰をおろし、すぐに事情を説明しました。すると、Bさんは「実はね、私ももうAさんとは会えなくなっちゃって……」と言うのです。「どういうこと!? 何があったの?」と尋ねると、Aさんが仕事を始めて、連絡が減った私に対して不満を抱えていて、「仕事しているとえらいとでも思っているのかな!?」と怒り始めたそう。
そのうちAさん以外の2人も仕事を始めて、専業主婦はAさんだけに。Bさんは仕事を始める直前に、Aさんから「子どもを見ないで働く人の気が知れないわ、働く人とはもう会いたくない」と言われてしまったそう……。あんなに仲良くしていたのに、とても残念な出来事でした。
その後、4人グループで会うことはなくなりました。実はAさんは、旦那さんから「子どもの1日の様子を報告してほしいからママは専業主婦でいてほしい」と言われていたのです。Aさんも本当はみんなと同じように働きたかったのかもしれません。しかし、一方的に働く人を悪く言うのはお門違い……。子育てしながら仕事している人も、専業主婦の人もリスペクトしようと心に決めた出来事です。
著者:長嶺りょう/30代女性・主婦。3歳の女の子を育てるママ。寝る瞬間までおしゃべりを続ける娘の横で白目を剥きながら、大好きな推しのことを考えて現実逃避中。
イラスト:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています