どこへ行っても会う隣人親子…次第に違和感が
そのマンションには小さな子ども向けの公園が併設されており、朝夕に親子で遊ぶのが恒例でした。私も娘を連れてよく公園へ行っていたのですが、ほどなくしてお隣さん親子も合流するようになり、近所の人たちからは「仲良しのふたり」と言われるようになりました。
しばらくはほほ笑ましく感じていましたが、次第にどこへ行ってもお隣さんと会うようになり、次第に違和感、そして恐怖を覚えるようになりました。
ある日、インターホンのLEDが切れてしまい、モニターをつけてもライトが点灯せず、家の中から外の様子を確認しているかどうかが相手にわからない状態になりました。なんとなく嫌な予感がして、外出する時間に室内からインターホンで廊下の様子を確認したところ……、お隣さんがわが家のドアに耳を当てている姿がモニターに映っていたのです。
どうやらお隣さんは、ドアに耳をつけて私たちが外に出る時間をうかがっていたようでした。私たちが外出したあとに後ろからやってきて、偶然を装って合流していたのだと思います。その出来事以降、恐怖でお隣さんの目を見ることができなくなりました。
それからは、外出する時間をあえて不規則にし、出かける際も物音を立てないよう気をつけるようになりました。しばらくすると外出先で顔を合わせることはなくなり、ようやく安心できました。
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「たまたま会うだけ」と思っていた出来事も、重なることで不安に変わることがありますよね。今回のように違和感を覚えたときは、無理に関係を続けようとせず、少し距離を取ったり、生活リズムを見直したりするなどで、安心して過ごせる環境を整えていきたいですね。
著者:太田みな/40代 女性・主婦。2児の母。最近は子どもと一緒に、ポケモンカードにハマっている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)