同年代女性をチェックして良いお手本に
私は年齢に縛られない自由なおしゃれが大切だと思っています。が、体には年齢が表れてしまいます。そのため、見せない部分をじょうずにカバーすることを意識したファッション感覚を持つことも大切だと思うようになりました。
そのきっかけとなったのは鏡に全身を映したときに、いつも意識して見ることのなかった肘が目に入ったからです。そこに映った肘は、シワが寄って年齢を感じさせるものでした。
体に表れた変化にがく然とした私は、同年代の女性のファッションを意識的にチェックするようになりました。年齢による変化をじょうずにカバーしている女性のファッションが、とても良いお手本になると気付いたからです。
例えばズボンファッションなどは、私の年齢になるとおしりの垂れが気になります。しかし、じょうずに着こなしている同年代女性を見ると、さりげなくおしりの半分ぐらいを上着でカバーしています。すっぽり隠さなくても半分程度カバーすれば、あまり目立たないことも気付きました。
また、洋服だけでなくアクセサリーも参考に。例えば、カフェで見かけた同年代女性が着けていた、直径1.5cm程度の小さな金色のリングピアスがポイントとなって小顔に見えると感じ、実践してみました。
私は昔から直径5cm以上の大きいリングピアスが好きで着けていましたが、小さいピアスと比べてみると、小さいほうがキュッと引き締まって感じられました。このように同年代女性のファッションには参考になることがたくさん詰まっていたのです。
肘についてはノースリーブや半袖を着る春・夏が中心になるので、おしゃれな薄手の夏用長袖ロングカーディガンを黒・白・茶の3色そろえました。さりげなく袖を肘下まで引き上げるように着こなすことで、とてもおしゃれに羽織れました。
また、ズボンスタイルばかりだった私ですが、最近スカートをはくように。とはいってもフレアやギャザースカートではなく、体にぴったりしたニットのタイトスカートを選んでいます。タイトスカートはおしりのラインがはっきり出てしまいそうですが、実は模様編みのニット素材なら垂れたおしりは目立たないと同年代女性を参考にして気付いたのです。
少しゆったりした長めの上着を着ても、下がスリムなタイトスカートならすっきりファッショナブルに着こなせるので、ウエストのカバーにもぴったり! これらは、さりげなくカバーすることを意識した一例です。
◇◇◇◇◇
ふとしたことから気付いた自分の肘の変化をきっかけに、年齢的な変化をさりげなくカバーすることの大切さを実感。今までカバーすることは「隠す」というマイナスイメージに捉えていた私ですが、アラフィフの年齢になった今、これからのすてきな着こなしのためにはとても大切なことだというポジティブなイメージで気持ちを切り替えることができました。
【駒形先生からのアドバイス】
おしりが垂れてくるというのは骨盤や太もも(大腿)の周囲の筋肉低下を表しています。隠すことで放置すると筋肉というクッションがなくなってきて、ちょっと転んで大腿骨骨折しやすくなることも。おしりの筋肉を鍛えるのがおすすめです。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:井出 さくら/40代女性。子どもは独立し今は夫と2人暮らしの主婦。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。
SNSがきっかけで黒レースの魅力を知る

20代で初めて訪れた下着専門店で、すっかり下着の魅力に取りつかれました。フィッターさんに計ってもらって体に合う下着を着ければ、ボディラインが変わることに感激し、きれいなレースやカラーリングなどにも魅了されました。アウターより下着にお金をかけるほどで、「勝負下着」という概念がないほど、いつでもお気に入りの下着を身に着けていました。
引き出しには色とりどりの下着を並べていますが、実は唯一私が手を出したことのない色がありました。それは「黒」。
そのままアラフィフになった私の目に、とある下着メーカーのSNSが飛び込んできました。そこには「ブラックレースフェア」という文字が。「夏こそ黒い下着を楽しんでもらいたい」というコンセプトのもとに、普段はなかなか手が出ない高級レースの下着が、黒のみ3割引になっていたのです。
「夏こそ黒」の意味が最初はわからなかったのですが、メーカーの説明によると「透けても気になりにくい」なのだそう。結果は、ブランドが打ち出していたコンセプト通りでした。
透け感のあるリネンのTシャツや、襟ぐりが広く肩ひもが見えるのが気になっていたサマーニットなども、黒い下着だと気にせず着ることができます。私にとって下着は「見えてはいけないもの」だったので、「見えても気にならないものを選ぶ」という感覚がなく、「夏こそ黒」とはそういう意味だったのか!と納得しました。
それまで頑なに手を出さなかった黒下着の魅力にすっかり取りつかれ、フェア中にもう1セット買い足すほどに。どちらも色は黒一色ですがレースやデザインの違いを楽しみつつ、「見えても気にならない下着」を選ぶことで、夏のおしゃれの幅が広がったと実感しています。
◇◇◇◇◇
これをきっかけに、ワイヤー派だったのが、ノンワイヤーも試してみようかななどと下着選びがさらに柔軟になりました。アラフィフになると好みが固定しがちですが、自由な気持ちで未知のアイテムも経験し、良いと思ったものを取り入れていくのは楽しいなと久々に感じています。私にとってはたかが下着、されど下着です。
著者:ナカムラ アキノ/40代女性。40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
物足りなさは眉毛だった

私の眉は、1本1本の毛は太くしっかりしていて、密集して生えているのですが、濃くはなく太くもない眉です。その眉を41歳になったのを機に見直すことにした理由は、年齢とともに年相応の落ち着いた印象になりたかったからです。職場などで他人と比較して経験が浅かったことがコンプレックスになっていたのも理由の1つです。
これまでの私は、メイクが下手で、メイクに対する興味はほぼゼロでした。若いときに少しだけ覚えた眉の描き方は、アイブロウペンシルを顔に当て眉山や眉頭の位置を確認する方法でした。これを再現してみたところ、今の自分にしっくり来る眉毛が描けたのです。
この成功体験を機に、「きれいな眉毛を維持しよう!」という思いが生まれました。
眉毛を意識しただけで、とにかく顔の印象が大きく変わりました。すると、メイクに対する意欲が生まれ、不思議とモチベーションも高くなりました。
でも私の場合、手を入れ過ぎると濃いメイクになってしまい、顔の印象がきつくなってしまいます。そのため、眉毛や口元など、部分的に手を加えることにしました。部分的に手を加えるだけでも大きく顔の印象が変わることを知り、「もう少し早く取り組めばよかった」と思いました。
◇◇◇◇◇
今回、眉をメインにメイクを見直した結果、眉だけでも顔の印象は大きく変わることに気付けました。40代からはメイクを身近に取り入れ、新しい自分との出会いを楽しんでいこうと思います。
著者:三田彩乃/40代女性。宇都宮在住で2019年生まれの子どもの育児をしながら在宅ワークをしている。以前まではコールセンターに在籍していた。趣味は手仕事に取り組むことで、自分で使うレッグウォーマーなどは自作している。
イラスト/やましたともこ
まとめ
若いころと比べて体型や顔つきが変化するのは自然なこと。同年代をお手本にしたり、食わず嫌いだったアイテムを試したりすることで、コンプレックスを「自分らしい魅力」に変えるヒントが見つかります。カバーすべき点は補いつつ、年齢に合わせた新しいおしゃれやメイクを前向きに楽しんでいきたいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
関連記事:「着ないでほしい」夫からまさかのダメ出し。夫のひと言で変わった40代のお出かけファッション
関連記事:「こんなに違う!」40代のファッションが一変!充実した50代への準備で驚きの変化が【体験談】
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!