学校からかかってきた1本の電話
向かいの家に住むお子さんは、うちの子の1つ年上です。家の前で顔を合わせることもあり、小学校に入学してからは登校班などで一緒に過ごす時間が増えました。
親同士は直接連絡を取り合う仲ではありませんでしたが、ある日の下校中、ちょっとした出来事が起きました。私が途中まで迎えに行くと、うちの子が「〇〇くんにランドセルを持ってもらったの」と悪びれずに教えてくれたのです。相手のお子さんは年上でもあり、お兄さんとして自然に手を貸してくれたのかなと思いました。私はその場で「重かったのに、ごめんね、ありがとう」と相手のお子さんにお礼を伝えて、別れました。お子さんが笑顔だったこともあり、子ども同士の他愛ないやり取りだと軽く考えていたのです。
ところが翌日、思いがけないことが起きました。日中、突然学校から電話がかかってきたのです。けがでもしたのかと焦って電話に出ると、先生からは、相手の保護者の方から学校に相談があったことを含め、わが子が他のお子さんにランドセルを持たせたことについて注意を受けました。私の受け止めが甘かったと反省し、その場で、相手のお子さんと保護者の方へのお詫びの気持ちを先生に伝えました。
向かいのママとは地域のグループLINEでつながっていることもあり、私ではなく学校を通して伝えられたことに、動揺してしまったのも事実です。顔見知りでもあるので、直接お詫びしたいと思い、まずお電話しましたがつながりませんでした。そこで、お詫びの内容を個別LINEで送りました。
しかし、既読にはなったものの何日経っても返信はありません。グループLINEの方では他のママのメッセージに返信しているのに、私へのメッセージだけは既読のままでした。そのとき初めて、相手に不快な思いをさせてしまった可能性を重く受け止めました。
今回のことで、子どもの行動に対する親としての責任の重さを改めて感じました。相手のご家庭にご迷惑をおかけしてしまったことを真摯に受け止め、今後は子どもと一緒に「相手の気持ちを考えること」について話し合っていきたいと思っています。
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子ども同士の何気ないやり取りが、思わぬトラブルに発展することは少なくないですよね。わが子の行動を「よくあること」と見過ごさず、相手の気持ちを想像する視点の大切さを考えさせられます。LINEでのお詫びに返信がない状況では、直接お宅を訪問して謝罪の気持ちを伝えることも選択肢のひとつなのかもしれません。とはいえ、ご近所づきあいでは、誠意と距離感の両方が求められるもの。相手の気持ちや状況を尊重しつつ、無理のない形で謝意が伝えられるといいですね。
著者:伊藤咲綾/30代女性/看護師。4歳と6歳の2児を育てるシングルマザー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
※AI生成画像を使用しています
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