子どもの悪気ないひと言が…
その中に、体格のいい男性がいました。すると娘が突然、大きな声で「ねぇねぇママ、このおじさん、すごく大きなおなかだね! どうしてー?」と言い出したのです。
一瞬にしてエレベーター内の空気が凍ったのがわかりました。私は娘になんて注意すべきか頭が回らず、焦ってとっさに「しゃべったらいけません!」と言ったのですが、娘はそれが不服で「なんで? だっておなか大きいもん!」と反論してきたのです。
幸い、その男性はガハガハ笑いながら娘に「おじさんはいっぱいごはんを食べるからおなかが大きいんだよ」と言ってくれましたが、冷や汗が止まりませんでした。私は男性に謝り、娘にはエレベーターを降りた後「人に体の大きさや、見た目のことを言うのは失礼なことなんだよ」と教えました。
子どもは悪気なく正直に思ったことを口にしてしまうので、公共の場などで他人に不快な思いをさせてしまう可能性があることを痛感しました。人に対して何を言っていいか、悪いか、言われた人がどう思うかを教えておかなければいけないなと実感した出来事でした。
著者:相田正美/30代女性/ひとり娘を育てる母。時短勤務の会社員。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています