図々しいママ友に、別のママがズバッ!
断るのが苦手な私は、角が立つのが怖くて、いつも曖昧に笑ってやり過ごしていました。
そんなある日、園の帰りに数人で立ち話をしていると、そのママ友が「今度の発表会、ビデオ撮るでしょ? データ全部ちょうだい」と言ってきました。「またか……」と思いながらも即答できず、私が少し黙り込んでいると、隣にいた別のママがすぐに口を開きました。
「それ、自分で撮ればいい話だよね? 毎回もらう前提なのは違うと思う」さらに、「好意でやってることを当然みたいに言うのは、失礼だよ」とはっきり続けてくれたのです。
突然の指摘に、そのママ友は一瞬固まり、「え……そんなつもりじゃ」と目を泳がせながら、急にトーンダウンしました。場の空気は少し緊張しましたが、私は胸のつかえが取れたような気持ちになりました。誰かが代わりに言ってくれたことで、自分の気持ちが救われた瞬間でした。
この出来事以降、そのママ友は私に過度な要求をしてくることはなくなりました。距離感も自然と保たれ、必要以上に関わらずに済んでいます。今回のことで、無理に我慢し続ける必要はないのだと学びました。また、周囲にはきちんと状況を見てくれている人がいること、そしておかしいことはおかしいと言っていいのだと気づくことができました。私もいつか、誰かの味方になれる存在でいたいと思っています。
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ママ友同士の関係では、つい遠慮してしまうこともありますよね。しかし、好意を当然のように求められると負担に感じてしまうことも。今回のように、周囲が声を上げてくれることで状況が変わることもあります。無理をせず、自分の気持ちを大切にしながら付き合っていけるといいですね。
著者:平野あやか/30代 女性・会社員。4歳の娘を育てるママ。趣味は音楽を聴くこと。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)