敷地内同居だけど、念願のマイホーム完成!








Aさんは、20代前半で職場の先輩Bさんと結婚しました。2人の子どもに恵まれ穏やかに過ごしていましたが、子どもたちが大きくなるにつれ家が手狭に。そこで夫の両親が住む実家と同じ敷地内にマイホームを建てる話が出てきました。
夫の両親とは適度な距離感で親しくできていたものの、敷地内同居は少し抵抗があったAさん。夫に相談すると、「自分たちは共働きで子どももまだ手がかかるよ。敷地が一緒とはいえ建物は違うしお互いのプライバシーは守られるんじゃないの?」と言うのです。
たしかに、と考え直したAさんは結局義両親の敷地内にマイホームを建設。そうして完成した念願のマイホームに、子どもたちは「じいじとばあばにすぐに会えるね!」とうれしそう。Aさんはホッと胸をなで下ろしていました。
毎日のように小言を聞かされストレスもピーク!
引っ越しを済ませたものの、休日に片付けをしても思うように進みません。新居に移って数日後の休日、夫は仕事が入ったと休日出勤。Aさんが子どもたちの相手をしながら片付けをしていると、義母が勝手に家の中に入ってきたのです。
驚くAさんに「もう隣同士なんだし気をつかわないで! 私たちの家にも勝手に入ってかまわないから!」と笑いながら話します。少し強引な義母に、もやっとしながらそのまま迎え入れると、「引っ越してすぐとはいえ、散らかってるわね」とひと言。子どもたちのおもちゃは散乱していましたが、必死で片付けをしていたのにとAさんはショックでした。
その日を境に義母は毎日のように勝手に入ってきて「今日も散らかっている」「子どもたちがおなかを空かせてかわいそう。ごはんはまだ?」など小言を言ってくるようになりました。平日、休日は関係なく、仕事が終わり帰宅してすぐの忙しいときにも来るので、日に日にストレスがたまっていたAさんは、たまらず夫に相談したのです。
ところが、その日以降、義母が勝手に家に入ってくることはなくなりました。もしかして、夫が強く義母を叱ったのではないか、義母との関係も悪くなってしまったのではないか、とAさんは心配していました。
言葉足らずで誤解を生む!本当は…
次の休日、インターホンがなりモニターを見るとそこには義母の姿! 慌てて玄関に向かうと「Aさん、勝手に何度も家に上がり、ごめんなさい」と頭を下げます。
ぼうぜんとしていると、義母は続けてこう言いました。
「それに、散らかっているとかごはんはまだ?とか言ってしまったことも。本心は、子どもたちがいるのだから散らかっているのは当然で元気いっぱいでいいことだと言いたかったし、ごはんがまだなら、おかずを持ってこようかと伝えたかったの。言葉足らずだったわ。本当にごめんなさい」
Aさんは家の中へ義母を招き入れ、詳しく話を聞きました。「息子にじっくり諭されたの。息子の家だからと勝手に入っていたけど、Aさんの家でもあるのよね、嫌な気持ちにさせてしまったわよね」と謝罪した義母は、続けて「でもね、子どもたちを見ながら家事は大変。頑張り屋のAさんだから、やり過ぎて体を壊してしまうんじゃないかって心配で……。だから様子を見に来ていたの」と説明しました。
義母は、実はAさんのことをとても心配してくれていたのです。義母は小言を言っているつもりは一切なく、言葉足らずでお互いの気持ちの行き違いがあったことにAさんは気付いたのです。
まとめ
今回の件を経て、義母は必ずインターホンを押してから訪ねてくれるようになり、仕事の日にはよくおかずを持ってきてくれたり、子どもたちを義実家で預かってくれたり、Aさんにとって心強い存在に変わりました。
義母は言葉が足らずに勘違いをさせてしまったことを反省しているらしく、「散らかっているのは元気いっぱいな証拠。いいね!」など、気にならないよう、言い方を工夫してくれるようになったそうです。ほんの少しの言葉で気持ちの行き違いが起こることを学んだAさんは、子どもたちへの話し方もより気を付けるようになったと話していました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:松下侑可/30代女性。娘と息子の育児に日々追われている。そろそろ本気で産後ダイエットを始めたいと思いつつ、食後の甘いものがやめられない。
マンガ:山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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