私は1人目の子どもを妊娠中に、パパへ「引継書」を作って渡しました。それが大正解! パパが以前より協力的になってくれました。家事も丁寧になり、私がやり直す頻度が減り、ぐんとラクになったんです! そんな良いことづくめの引継書について紹介します。
何をしていいかわからず、家事が雑なパパ
私は1人目の子どもを妊娠中、切迫早産で自宅安静を余儀なくされました。パパは家事をしてくれようとするのですが、何をしていいかわからず、いちいち私に聞くのも億劫なようでした。
たまに食器洗いや洗濯をしてくれても、すごく雑! ほとんど私のやり直しが必要な状態でした。そこで私はパパへ、家のことや今後のお願いを書いた「引継書」を作ることにしました。
「引継書」に書いたこと、気を付けたこと
引継書には、家事の手順や備品の場所を可能な限り詳細に記載。当たり前、細かすぎると思えることでも文字にしました。
たとえば、食器は油のヌルヌルが取れるまで洗うこと。タッパーは洗ってから指でこすってキュッキュと音がするか確認すること。私には当たり前のことでも、パパにとって食器洗いは「スポンジに洗剤をつけて食器をなでてすすぐ」ことなので、油のことなんて頭にないのです。一から教える気持ちで作成しました。
産後、引継書が大活躍!
完成した引継書をパパに渡したところ、パパは前よりも家事に協力的になってくれました!
私に聞かなくても何がどこにあるかわかる、何をどうすればいいかわかるようになったことと、今まで自己流で何となくやっていた家事の手順が明確になったことで、家事へのハードルが下がったようです。一つひとつの家事も丁寧になり、私のやり直しの頻度がかなり減り、とってもラクになりました。
引継書の作成には、それなりに手間も時間もかかりました。でも、作って本当によかったと思っています。今では家事にだいぶ慣れたパパも、たまに見返しているようです。これからもわが家の家事の教科書として、保存しておくつもりです。
著者:丸川朋
一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在二人目妊活中。