5年かけて離婚の準備をした結果
何度か話し合いを試みましたが、状況が改善されることはありませんでした。ただ、感情的に離婚を決めてしまうと生活が立ち行かなくなると思い、時間をかけて準備を進めることに。当時私はパートで収入が少なく、娘もまだ小さかったためです。
まず最初に取り組んだのは、収入を増やすことでした。パート先でシフトを増やしながら、事務系の仕事に就くためにパソコンの資格講座に通いました。夜は娘が寝てから勉強する生活が約2年続きました。その後、資格を取得してから転職活動を始め、安定した事務の仕事に就くことができました。
同時に、少しずつ貯金も進めました。生活費の中から無理のない範囲で毎月積み立てを行い、引っ越し費用や当面の生活費を確保。また、市役所でひとり親家庭の支援制度などを調べ、離婚後の生活を具体的にイメージできるよう準備を進めました。
準備を始めてから約5年後、仕事と貯金の目処が立ったタイミングで、ついに夫へ離婚の意思を伝えました。夫は最初こそ驚いていましたし、ひとりで子育てができるわけがないと言ってきましたが、ずっとほぼワンオペだったこと、5年かけてたくさんの準備をしてきたことを突きつけました。すると夫はぐうの音も出ない様子で、了承。長年の状況もあったため特に大きな争いにはならず、思ったよりもスムーズに離婚が成立しました。
振り返ってみると、もしあのとき感情だけで離婚を決断していたら、生活の面でかなり苦労していたと思います。時間をかけて準備したおかげで、経済面でも気持ちの面でも余裕を持って新しい生活を始めることができました。離婚は大きな決断ですが、焦らず計画的に動くことがとても大切だと感じています。娘も今は落ち着いて学校生活を送っており、穏やかな日々を過ごせていることに安心しています。
著者:岡田 由依/30代女性・パート
一人娘を育てるパート主婦。趣味はお笑い番組やドラマを観ること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
※AI生成画像を使用しています