「旦那にお怒りかな?」
「私たちに聞かせなさい」
由美さんがグループチャットにメッセージを送ると、友人たちは即レスをくれました。そこで、これまでの経緯を簡単に説明した由美さん。すると、友人たちからは「そりゃひどい」「我慢してえらい」と、共感のメッセージが続々と届きました。
それを見ているうちに、少しずつ気持ちが落ち着いてきた由美さんは、自分たちがけんかをしたせいで娘を泣かせたことを反省し、娘のためにも仲直りをするべきだと思いました。
「聖也、さっきはキツい言い方してごめんね」
由美さんが夫のもとへ行ってそう伝えると……。
無事に仲直り…?








「俺こそ、ごめん。由美はごはん作ってくれてるのに」
夫はそう言ったあと「おもちゃを足で持つなんて不衛生だよな。あれは手洗いするよ」「洗い物も俺がするから」と気遣ってくれたのです。そして、娘のもとへ行き「パパとママ、仲直りしたからな。けんかしてイヤだったよな、それもごめん」と、娘にやさしく話しかけていました。
娘は安心したように満面の笑みを浮かべていて、由美さんにも自然と笑顔が戻ってきたのですが……。
『やっぱ俺、気配りレベルたっけ~~~~~!』
夫は洗い物をしながらそう心の中でつぶやき、自分の言動に酔いしれていたのでした……。
◇ ◇ ◇
お互い冷静になって謝れたのは、とても大きな一歩でしたね。親同士が仲直りする姿を見せることで、子どもも安心できると思います。
結果的に家族みんなが笑顔になれたのであれば、夫が自分の対応を自画自賛していても、問題ないように思えるかもしれません。しかし、娘が泣いてもすぐに駆けつけない呑気さは、いつか取り返しのつかない事故につながるかもしれません。
「今の行動、よかったな!」と、ときには自分で自分の機嫌を取ることも大切ですが、人に指摘されたことを真摯に受けとめ、よくなかった点を見つめ直して改善していくことも、大切ですね。
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ミント