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「記入済みだけど?」15年前に書いた『離婚届』を義母が発見。最悪の修羅場に突入するかと思いきや?

同級生だった夫と授かり婚をし、私は若いうちに家庭を持ちました。若さゆえにお互い未熟で、いつも経済的な余裕がなく、夫婦げんかも絶えず……。育児の悩みを相談できる相手もおらず、孤独の中で精神的に追い詰められていきました。そして、上の子が3歳のとき、離婚届をひそかに用意しました。

15年前に書いた離婚届を義母が見つけて…

その後、2人目を授かったことで、「子どものために」と自分を奮い立たせ、結婚生活を続けてきました。しかし、心に積もった溝は深く、結婚して15年が経っても、夫婦関係を修復することはできませんでした。喧嘩も多く、2人の子どもには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいで、今でも胸が痛みます。

 

そんなある日、義母がわが家で何かを探していた際に、長年しまい込んでいたあの離婚届を見つけてしまったのです。

 

そこからは、驚くほど話がスムーズに進みました。義母を交えて夫とも話し合い、お互いに別々の道を歩むことが最善だという結論に至ったのです。若すぎたあのころの自分たちが、ようやく「それぞれの人生」を客観的に見つめ直せた瞬間だったのかもしれません。

 

離婚後は、経済的に厳しい時期もありましたが、それ以上に精神的な解放感が大きく、心が軽くなりました。夫に対しても、離れて初めて「幸せでいてほしい」と心から思えるようになり、感謝の気持ちまで抱けるようになったのです。

 

私は母を早くに亡くしていたため、離婚後しばらくの間は、義母がおせち料理を届けてくださるなど、生活面でも精神面でも支えてくださいました。あれから時が経ち、今は穏やかに暮らしています。

 

◇ ◇ ◇

 

夫婦関係に悩みながらも、子どものためにと気持ちを押し殺して過ごしてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。すぐに答えを出せない事情があったとしても、自分や家族にとって何がより良い選択なのかを見つめ直すことは、決して後ろ向きなことではありませんよね。離れてみて初めて気づく思いや感謝があるからこそ、それぞれが穏やかに過ごせる道を選ぶことの重みをあらためて感じさせられますね。

 

著者:山本さおり/40代 女性・パート。現在は子ども3人と元気に暮らしている。

イラスト:ホッター

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

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