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「妊婦は甘えるな」陰で私を酷使する義姉⇒私「助けてください」義母にSOSを送った結果!

私のおなかには初めての赤ちゃんがいて、もうすぐ臨月を迎えるころでした。夫は仕事柄出張が多く、月の半分は家におらず、私の実家は父子家庭で、父も現役で忙しく働いているため、産後のサポートを頼むのは少し難しい状況でした。

温かい言葉に甘えた、初めての里帰り出産

そんな私の事情を知った義母が、「うちに里帰りしたら? 家事はしなくていいから、のんびり過ごしてね」と温かく声をかけてくれたのです。義実家には義両親と、同居している義兄夫婦がいました。義母は自宅で仕事をしており、日中は仕事部屋にいることが多いものの、いつも私の体調を気にかけてくれるやさしい人でした。


私は義母の言葉に甘え、少しの緊張と大きな安心感を抱きながら、義実家での生活をスタートさせました。穏やかで平和な出産準備期間になるだろうと、そのときは信じて疑いませんでした。

義母の目を盗んで豹変する義姉

しかし、その穏やかな日々はすぐに崩れ去りました。義母が仕事部屋にこもっている間や、買い出しなどで外出しているときを狙って、義兄の妻である義姉の態度が急変したのです。

 

「妊婦だからって甘えないでよね。同居させてもらってるんだから、少しは働きなさいよ」


そう言って、義姉は自分の分の家事まで私に押し付けるようになりました。おなかが重く、少し腰が痛くてソファーで休んでいると「サボってないで洗濯物を取り込んで」と言われ、さらにひどいときには「どうしてもあの有名店のスイーツが食べたいから」と、臨月の私を歩いて数十分かかる遠くのスーパーまで買い出しに行かせることもありました。


しかし義母の前では「私が家事をやってますよ」といい顔をする義姉。私が義母に相談しようとすると「お義母さんに私の悪口言ってごらんなさい。この家で過ごしにくくなるのはあなたになるわよ」とほのめかされ、私は恐怖と戸惑いで何も言えなくなってしまいました。

 

義実家でお世話になっている身として波風を立てたくないという葛藤もあり、私はひたすら耐えるしかなかったのです。

 

限界を迎えた体と、義母へのSOS

ある日、いつものように義姉から重い荷物を持つ家事を押し付けられた直後、私はおなかに強い張りと痛みを感じ、その場にうずくまってしまいました。

 

たまたま仕事を切り上げて出てきた義母が異変に気づきすぐに病院へ連れて行ってくれ、そのまま一時的に入院することになってしまったのです。幸い大事には至りませんでしたが、医師からは「もう少し遅ければ危なかったかもしれない。絶対に無理をしないように」と注意を受けました。


病室のベッドで横になっていると、義母からメッセージが届きました。

 

「安静にしててって言ったのに、どうして無茶したの?」


義母からの言葉に、張り詰めていた私の糸がプツンと切れました。もう隠し通すことはできない。私は震える指で返信を打ちました。


「お義姉さんに休ませてもらえなくて」
「助けてください」


私は、義姉に家事を押し付けられていたこと、遠くまで買い出しに行かされていたこと、そしてそれを言えずにいたことをすべて打ち明けました。


そして実は私には、義母に真実を伝えるための「お守り」がありました。これ以上義姉の理不尽な要求がエスカレートしたらおなかの子が危ないと思い、直近の数日間、義姉と2人きりになるタイミングでスマートフォンのボイスレコーダーをこっそり回していたのです。

明らかになる嘘と、義母の静かな怒り

数日後、体調が落ち着いて義実家に戻ると、リビングには義母に呼ばれた義兄夫婦がそろっていました。義母は静かな、しかし怒りを滲ませた声で義姉を問い詰めました。

 

「あなたが家事を全部やっていると言っていたけれど、本当は彼女にすべて押し付けていたわね」


義姉は慌てて「そんなの嘘です! 私がちゃんとやってました!」と否定。しかし、私は冷静にスマートフォンを取り出し、録音していた音声を再生しました。


『妊婦の運動がわりよ、これもやっておいて』
『お義母さんに私の悪口言ってごらんなさい。この家で過ごしにくくなるのはあなたになるわよ』


静かなリビングに、私に重い洗濯物を持たせ、ソファでくつろぎながら脅すような義姉の声がはっきりと響き渡りました。言い逃れのできない動かぬ証拠を自らの耳で聞き、義姉は顔面蒼白になり、言葉を失っていました。

 

守られた新しい命と、穏やかな日常の始まり

義姉の裏の顔を知った義兄は激怒。「おなかの子の命に関わることだぞ! もうお前とはやっていけない」とその場で離婚を突きつけました。

 

義姉は泣きながら「謝ります! 心を入れ替えるから追い出さないで!」とすがりつきましたが、義母も義兄も冷たく突き放しました。


結局、義姉は自分の両親に引き取られる形で実家へ戻り、間もなく義兄との離婚が成立しました。


その後、私は義母の全面的なサポートのもと、無事に元気な赤ちゃんを出産。「これからは私がしっかり守るから、安心してね」という義母の言葉通り、今は何の不安もなく、心穏やかに初めての育児に向き合っています。

 

◇ ◇ ◇

新しい命を育む妊婦さんの体は、外から見る以上にデリケートで、周囲の配慮やサポートが不可欠です。そこに思い至らず、身勝手な理由で負担を強いるような行動は、どんな理由があっても許されるものではありません。


もし理不尽な状況に陥ったときは、自分と子どもの心身を守るためにも、一人で抱え込まず、信頼できる人に助けを求める勇気を持っていきたいですね。

 

【取材時期:2026年3月】

※本記事は寄せられた体験談をもとに作成しています。取材

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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