「な……なんだあの親子……」
娘を危険な目に遭わせたというのに、適当な謝罪だけで立ち去ってしまった親子に対し、夫は怒り心頭です。由美さんも「何今の……! ひどすぎる」と夫の怒りを理解しながらも「聖也もスマホ持ってよそ見してたでしょ?」と、夫にもよくないところがあったと指摘しました。
『はぁぁぁぁあ?』
由美さんの言葉に納得がいかない夫でしたが、少し冷静になって自分の行動を振り返り『たしかに俺が写真を撮っていなかったら、うしろの様子にももっと前に気づいて、こころも安全だった……よな……』と反省。しかし、夫は……。
夫の態度にモヤモヤ…








『でも、謝りたくない。謝ったら負けたみたいになる……!』
そう思ってしまい、由美さんに謝れない夫。「こころがシューしたいらしいから、すべり台行ってくるわ!」と言って、その場から逃げるように離れました。
『完全にあの親子が悪かったのに、俺だけ責められて謝るなんて納得いかない』
娘をすべり台まで連れて行く間、夫は心の中でそんなことをつぶやいていたのです。
その姿を見ていた由美さんは『あの親子が悪いから、俺は悪くないとか思って……ない……?』と、イラッとしたのでした。
◇ ◇ ◇
自分に非があるとわかっていても「謝ったら負け」と感じてしまい、素直に謝れなくなってしまう人は少なくないかもしれません。しかし、謝ることは負けではなく、自分の行動ときちんと向き合える強さの表れでもあります。
特にパートナーに対しては、意地を張り続けることで気まずさが長引き、お互いにとってつらい時間が増えてしまうことも。パートナーからの指摘は責めているのではなく、よりよくなってほしいという気持ちの表れであることも多いものです。指摘を素直に受け取り、ひと言謝れると、お互いの気持ちがずっとラクになるかもしれませんね。
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ミント