止まらない義母のいびりで関係は最悪


当初、Aさんと義両親、特に義母との関係は最悪でした。義母はいつも「かわいい息子を奪った女」としてAさんを除け者にするばかりか、いびるのです。義父は温厚な性格で何か嫌なことをしてくることは、まったくないのですが、義母のAさんに対する行動については見て見ぬふりをします。
義母の「いびり」というのは、例えばこんなこと。Aさんが毎日夫にお弁当を作っていることを義母に話したときは「外食ぐらいさせてあげればいいのに。あの子(夫)のことを思うと涙が出てくるわ」と言ってきました。
義実家に手土産を持って訪問したときは、Aさんの耳元で「あなた、男を選ぶセンスは抜群なのに、手土産のセンスはないのね」と言ってきたこともあります。
義母は、夫の前でAさんをいびることはなかったため、夫は義母が嫁いびりをしていることは知りません。夫に義母から受けているひどい扱いを相談することも考えましたが、「夫との関係が壊れてしまうのではないか」という不安から、なかなか言い出せずにいました。
「同居しましょうよ」義母の提案に心乱れる
ある日義母から電話があり、二世帯住宅での同居を提案されました。きっぱりお断りしたい気持ちを抑えて、「転勤族だし難しいとは思いますが、夫にも話してみますね」と適当な理由をつけて電話を切りました。
義両親はつい数カ月前まで義妹一家(夫の妹夫婦とその子ども)と生活していましたが、1年足らずで義妹一家は引っ越していきました。義妹は、引っ越しの理由を「育児にケチをつける母に耐えきれなかったから」と話していました。
ただでさえ義母にいびられている身なのに、実の娘とうまくやれない人たちと共同生活をするなんて考えられません。「夫は長男だから同居に賛成するかも」と不安はあったものの、何としてでも義両親との同居は免れたかったため、夫に義母のことを正直に話してみようとAさんは心に決めました。
「信じられない!」事実を知って怒り心頭の夫
数日後、夫に義両親との同居を提案されたことを話すと、即座に「いやー。無理でしょ」とひと言。そして「Aが気をつかうだろ? どんなにいい関係が築けていても、義両親は他人だからね。それに実の娘とうまくやれない人たちが、嫁とうまくやれるわけないし」と付け加えたのです。夫が想像以上に私のことを思ってくれていたことがうれしく、涙が止まりませんでした。
Aさんはその勢いのまま、義母から受けている扱いを打ち明けました。夫は「信じられない」という表情で、怒りのままに義母に電話をしました。「同居は絶対にしない。今までAにひどいことをしておきながら、よくそんな提案ができるな!」と大きな声で責め、一方的に電話を切りました。夫は怒りに震えており、こんな様子を見たのは初めてでした。
後日、義両親が私に謝罪をしたいと訪ねてきました。義母は電話の後も、夫にひどく叱られたようで、以前のような威勢はありませんでした。その後は夫のおかげで義母のいびりはなくなり、会うことも少なくなりました。
義両親は、2人で住むには大きすぎる二世帯住宅を売り払い、隣町に移り住んだようです。
まとめ
今回の一件で、Aさんは「我慢し続けることは、必ずしも家族の平和につながるわけではないということを痛感した」と話していました。義両親との関係に違和感を覚えたり、苦しさを感じたりしたときは、ひとりで抱え込まず、配偶者に正直に話すこと、また、血のつながりがあるからと言って、無理に関係を続ける必要はなく、家族が安心して暮らせるために距離を取るのも一つの手だと気付かされたそうです。相手を思いやることも大切ですが、それ以上に自分を大切にすることが、結果的に家族を大切にすることにもつながるということを学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小山リオ/30代女性。娘と夫と3人で暮らす。娘が寝た後、夫とお酒を飲みながら映画を見る時間が最近の癒やし。
マンガ:☆まかりな☆かな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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