

ハイスペ彼氏の好みに寄せる
彼は街を歩けば女性たちの視線が集まってくるような、完璧な容姿をしていました。そんな彼の彼女としてデートできることに、とても幸せを感じていた私。あるとき彼が「服装を変えてみたら?」と言うのでデートで服を買いに行くことに。
私はシンプルできれいめなコーデが好きだったのですが、彼は花柄ワンピやフリル系が好みのようでした。「正直、あんまり好きじゃないな……」と思いながらも、彼が「かわいい!」と言ってくれるのがうれしくて、この日、私は彼好みの服をたくさん購入したのです。
嫌とは言えずメイクも変えることに…
とはいえ、自分の好みのファッションではなかったので、彼好みの服は彼とのデートのときだけ着ていました。
そしてしばらくすると、今度は彼から「メイクも変えてみたら?」との提案が。私はキラキラしたラメや強めのアイラインが好きでした。一方、彼はあまりラメ感がないナチュラルメイクが好きでアイラインもないほうが好みなようで……。
「嫌だなぁ……」と思いながらもデパコスでメイク用品も買い揃えてもらったこともあり、「変えてみるね」と言うしかありませんでした。
すべては推しに「近づける」ための行動
最初は楽しみで幸せで仕方なかった彼とのデートも、服やメイクを彼好みにしてからは自分じゃないようで、どんどん憂うつになっていきました。「たまには私が好きなコーデやメイクをしても良い?」と聞くと「ダメ! こっちのほうがかわいいよ」と言われました。
そこで、思い切って「何でこういう系統が好きなのに、真逆な私と付き合ってくれたの?」と聞くと……「俺、推しのアイドルがいて、君は顔立ちが推しと近いから、推しのアイドルっぽく改造できると思って!」と衝撃発言が返ってきたのです。
彼のことは好きでしたが、彼の言葉に違和感を抱いたままでしたし、このまま我慢して交際していると自分を嫌いになってしまいそうで、しばらくして別れてしまいました。
一度、風の噂で、彼はその後も推しと顔立ちが似ている女の子を見つけては、推しのアイドル風に改造しようとしているということを耳にしました。今はすでに別れて何年も経っていますが、誰かの理想に合わせて自分を変える恋より、自分のまま好きでいてくれる相手と出会うほうが、ずっと幸せだったのだと思います。
著者:望月裕華/30代女性・2児のママ。独身時代にキャバ嬢、街コン、婚活などを経験。その経験を基に、現在は恋愛や過去の体験談を執筆している。
作画:七瀬はるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!