義実家ごはんを卒業!?夫に伝えたひと言とは
もちろん、ホタテが入っていないのは私のお皿。義姉は気まずそうな表情を浮かべながら、「◯◯ちゃん(私の名前)、入ってる?」と聞いてくれましたが、もちろん入っていません。
これまでも、私だけおかずの量が少ないことがたびたびありました。あからさまではないのでそのたびに気のせいかもしれないと思い直していましたが、どこか引っかかるものがあったのです。
夫はマザコン気味で、義母がわざと私にホタテの入っていない皿を出したとはまったく思っておらず、「俺、ホタテきらいなんだよね〜」と、のんきに息子気分。義父も興味がないのか、まるで我関せずという様子でした。
そんな中、義姉だけは義母の悪意に気づいたのか、「もう箸をつけちゃったけど、私のあげようか」とオロオロして……。でも、いい大人が具材がひとつ入っていないくらいで騒ぐのも卑しい気がして、私はホタテをもらいませんでした。義母のほうを見ると、どこか満足げな顔をしていて……。
それ以来、しばらく義実家で食事をすることはなかったのですが、成り行きで再び一緒に食事をすることになったとき、今度は卵とじの中に卵の殻が入っていました。私はその殻を皿の端によけ、無言で夫に見せました。
そして帰り道、「お義母さん、あんなに大きな卵の殻が入っているのに気づかないなんて……目が悪くなってるんじゃない?大丈夫かな」と、心配しているように話してみました。すると、マザコンの夫は大慌て。「そうなのかな。病院に行くよう伝えないと。それなら、包丁を使うのも危ないし、なるべく料理をしなくて済むようにしたほうがいいね」と言い出し、結果的に義実家で食事をすることはなくなりました。
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義母の言動に違和感を覚えながらも、その場では強く指摘できず、モヤモヤを抱えたまま過ごすのはつらいものですよね。あからさまではなくても、「自分だけ扱いが違うのかもしれない」と感じる出来事が積み重なると、心に大きな負担がかかってしまうこともあります。今回は夫へのひと言が転機になりましたが、ただ我慢を重ねるのではなく、無理のない関わり方とほどよい距離感を大切にしたいですね。
著者:山田さとみ/30代 女性・パート。小学2年生の息子を育てる母。最近は、夫と子どもだけで義実家へ帰省している。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)