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夫「うちの子の産声さぁ〜」私「え?」陣痛20時間、感動の対面のはずが?夫の一言に助産師もフリーズ

初めての出産は、陣痛開始から20時間を超える難産でした。体力的にも精神的にも限界が近づく中、ようやく分娩台へ。いきみ逃しの最中、夫は私の腰を必死にさすりながら励ましてくれていました。その姿に、「この人と一緒に親になるんだ」と強い絆を感じ、激しい痛みの中でも少し感動していたのですが……。

20時間の難産、感動の結末…のはずが!?

ところが、いよいよ赤ちゃんが誕生するというクライマックスの瞬間、夫の様子が急に変わりました。産声が上がったそのとき、感動で泣き崩れるのかと思いきや、夫は私の顔をのぞき込み、満面の笑みでこう言ったのです。

 

「ねえ、今の泣き声(産声)、うちの実家の犬の鳴き声にそっくりじゃない!?」

 

分娩室にいた助産師さんも思わず動きが止まり、私も一瞬、痛みが吹き飛ぶほど呆気にとられてしまいました。本来なら涙があふれるはずの感動の対面シーンでしたが、夫のあまりにも斜め上の発言で、私の涙は一瞬で引っ込んでしまいました。命が誕生した神聖な場で、まさか愛犬と比較されるとは思ってもいないハプニングでした。

 

その後、夫は助産師さんから「お父さん、今は犬の話じゃないですよ」と、やさしくも呆れた口調でたしなめられていました。

 

今では笑い話ですが……出産シーンにドラマのような感動を期待しすぎず、どんなことが起きても笑い飛ばせるくらいの心の余裕を持っておくことも大切なのかもしれないと思った出来事です。

 

◇ ◇ ◇

 

出産の場は、ママにとっても家族にとっても、心に深く残る特別な時間ですよね。だからこそ、「感動の瞬間になるはず」と期待することもありますが、実際には予想外の言葉や出来事が起こることも少なくありません。


それでも、あとになって笑い合える思い出に変わることがあるのも、家族ならではのことですよね。その瞬間を一緒に迎えられたこと自体が、かけがえのない時間なのかもしれませんね。

 

著者:中川ゆうこ/30代 女性・主婦。3歳の娘を育てる母。趣味はパン作りと、娘の成長を写真に残すこと。

イラスト:あやこさん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

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