「二人でいい」はずだった
主人公のアサは、夫の哲也(浅香航大)と、意識的に子どもを持たない共働き夫婦(DINKs)であることを条件に結婚生活をスタート。
自分の店を持つ夢を追いかけながら、二人の生活に満足していていたアサは、夫も同じ考えだと信じて疑いませんでした。

ところが、高校の同窓会で友人たちから投げかけられたのは「子なしは気楽でいいよね」という陰口……。
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傷ついて帰宅したアサを、夫は「子どもはいなくていい」とやさしく慰めます。しかしその言葉の裏で、夫はアサの知らない、ある行動に出ていました。

「産まない」と決めたはずの夫婦が、片方の裏切りによって揺らぎ、決断を迫られる本作品。物語は、現代の夫婦が直面する価値観のズレを浮き彫りにしていきます。

@産まない女はダメですか?」製作委員会
変わりゆく「家族のかたち」
厚生労働省や専門機関のデータを見ても、日本社会の構造的な変化がはっきりと見て取れます。
1986年には約540万世帯だった「夫婦のみの世帯」は、2022年には約1,333万世帯と、30年余りで2倍以上に増加しています。(出典:厚生労働省「2022年 国民生活基礎調査」)
また、共働き世帯は1997年に専業主婦世帯を逆転。2022年時点では約1,262万世帯に達し、専業主婦世帯の2倍以上となっています。(出典:厚生労働省「令和5年版 厚生労働白書」)
さらに、理想の子どもの人数を「0人」と回答する割合も上昇傾向にあります(出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」)。
しかし、作中で描かれる同窓会のシーンのように、周囲からの無意識の圧力や「いつ産むの?」という問いかけに悩む当事者が多いのも、また現実です。
産む人生も、産まない人生も
経済的事情やキャリア志向、あるいは純粋な価値観として「子どもを持たない」という選択は、もはやひとつのライフスタイルとして定着しつつあります。
その一方で「子どもはまだ?」「産めばかわいさがわかるよ」そんな無意識の言葉に、心をざわつかせたことのある女性は少なくありません。多様な生き方が認められつつある現代でも、本作で描かれるような周囲との価値観のズレや、パートナーとのボタンのかけ違いに悩む声が聞こえてきます。

@産まない女はダメですか?」製作委員会
「産む」ことが当たり前だった時代から「自分で選ぶ」時代へ。
ひとりの女性が葛藤の末にどんな答えを見つけ出すのか。このドラマを通じて、自分とは異なる選択をした誰かの人生に触れることが、お互いの生き方を認め合うきっかけになるかもしれませんね。
ドラマプレミア23「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」
【放送・配信情報】
放送開始日:2026年3月30日(月)
放送日時:毎週月曜 よる11時6分~11時55分 放送
配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Lemino」にて第1話から最新話まで見放題配信。広告付き無料配信サービス「TVer」などで見逃し配信あり。