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「美容代に50万円かけたのに」推しに会うため若作りした私に、彼が放った地獄のひと言

若く見せたい、いつまでも若くありたいというのは多くの中高年女性が抱く願い。ただ、さじ加減を誤ると、「老け見え」してしまう恐れも。渾身の自分磨きが、なぜ悲劇を招いたのか? 3人の女性が経験した若作りの失敗談を紹介します。

 

美容室ネイルにエステ!暴走する若作り

若作り失敗談 イメージカット

 

私は40代後半、アラフィフの専業主婦。私が娘と同じ高校生のころ、あるスポーツ選手のとりこに。その選手がテレビに出ると知れば、テレビの前を陣取って応援したり、何度も録画を見返したり、ついには部屋に写真を貼ったり……。それはもう家族にあきれられるぐらい夢中になりました。私の青春は「彼そのもの」と言っても過言ではありません。

 

彼はその後順調にプロのスポーツ選手になり、私もより一層彼にハマっていきました。しかし、結婚、出産、子育てを機に自然とその熱も収まっていき、いつの間にか熱心な推し活からは離れていっていました。

 

そんなある日、夫の会社で社員家族も参加のパーティーがあり、なんと私がずっと憧れていたスポーツ選手がゲストでいらっしゃるというのです。すでに現役を引退されてはいましたが、ずっと憧れていたあの人に会えるなんて……。

 

私はパーティーのことを知らされたその日から、1カ月間自分磨きと称して若作りを始めました。新しいドレスを新調して、美容室、ネイルサロンに行き、「こんな機会なんてもうないんだから、貯金を切り崩してでもキレイになるわ!」と、ついに痩身エステにも通うことに。気が付けばかけた総額は50万円ほどになっていました。

 

推しと対面!しかしまさかの発言で地獄へ

いよいよパーティー当日。そこには憧れだった元スポーツ選手の昔と少しも変わらないカッコいい姿と、隣にはキレイな奥さまらしき人も。「わ~! どうしよう! 絶対にあの人だ!」私は緊張と恥ずかしさでその場から動けなくなりました。すると娘が「お母さん、人が少ない今がチャンスだよ!」と言い、私は夫と娘に手を引かれて元スポーツ選手のもとへ。

 

夫が「Aさんですよね? 初めまして。彼女(私)、A選手の大ファンで、今日は会えるのを楽しみにして来たんですよ」と紹介してくれました。すると彼はにっこりと微笑んでこう言ったのです。

 

「こんにちは。ありがとうございます。いや~、キレイなお母さまですね。奥さまかと思いました」

 

そうです。私はなんと、夫の母親に間違われたのです。たしかに私は夫より8つ年上ですが、お母さんって……。50万円かけたのに……。私の心は一気に地獄に突き落とされて放心状態。夫が「A選手のブラックジョークだったな。紹介したときに妻と言っておけばよかったな」とフォローしてくれましたが、私は涙をこらえるのに必死でした。

 

◇◇◇◇◇

 

家に着くと夫は「このパーティーのお陰でお母さんめちゃくちゃキレイになったよな!」と褒めてくれました。娘も「うん、お母さんすっごくキレイになった。前のお母さん、枯れてたもん」と。たしかに私は長年専業主婦で趣味もなく、女としての魅力などまったくありませんでした。夫の母親に間違われたけれど、お世辞でも「キレイ」という言葉を言ってもらえたのは何年ぶりでしょう。50万円も無駄ではなかった! と思うことにしました。

 

著者:長野真紀子/40代女性・結婚を機に長い間専業主婦に。最近は娘も成長して手がかからなくなったので、美容に力を入れている。特技は料理と手芸。

イラスト:☆まかりな☆かな

 

若作りのきっかけは韓国のアイドル

若作り失敗談 イメージカット

 

高校時代からの友人は40歳で飲食店を経営している独身です。スタイルもよくかわいらしい顔立ちで、昔からモテモテ。40歳になった今も、実年齢より若く見られていました。そして彼女も、それを自慢に思っているようでした。

 

ある日、彼女とランチの約束をした私は、待ち合わせ場所に現れた彼女の姿にびっくり! 重めのぱっつん前髪のストレートロングヘアにフリルのブラウス、ミニスカートにヒールの高い白のロングブーツ。

 

その姿はそう、昔一世を風靡(ふうび)したアムラーのようでした。恐る恐る「その格好いったいどうしたの?」と聞くと、「美容院で、韓国のアイドルグループのメンバーに似てる、って言われたからその子を意識して」という返答が。ファッションのチョイスがことごとく間違っているようでした。

 

その後、彼女の若作りのスタイルと言動はエスカレートしていきました。へそ出しのTシャツを着たり、腕にバラのタトゥーを入れたり。そのころには、友人たちから陰で「昭和のギャル」というあだ名で呼ばれるようになっていた彼女。その状況に少なからず心が痛くなった私は何度か「もうちょっと年相応の美しさを身に着けたら?」と忠告しました。

 

しかし、友人は「え? なんで? 私のしたいファッションをしてるだけだし、誰にも迷惑かけてないじゃん」と聞く耳を持ってくれませんでした。

 

彼女が目指すものは何?

彼女の痛いファッションや言動は、プライベートだけにとどまりませんでした。お店にも時代遅れのファッションで出勤し若作りの言動を繰り返す彼女に対し、次第に常連客も「なんだかおかしい……」と思うようになったのです。

 

そして「あの店、何だか最近落ち着かないから」と客足もだんだん遠のき始めました。彼女の若作りにあきれたスタッフの中には、「もうオーナーにはついていけない」と、辞めてしまった子も出てくる始末でした。

 

このことがきっかけで、「このままでは、お店が続かないかも……」と彼女もようやく危機感を抱いたようです。次第に彼女の言動も落ち着きを見せるようになりました。

 

◇◇◇◇◇

 

派手なファッションや言動に注いでいた熱も徐々に冷めてきた彼女。おそらく、一度客観的に自分の状況を把握したことと、周りの意見に耳を傾けることで、冷静になることができたのかもしれません。 友人には自分がアラフォーだということをしっかり認識してもらい、年相応の魅力を身に着けていってほしいと感じた体験でした。

 

著者:もりはなこ/40代女性・高齢出産した娘の育児に毎日奮闘しつつ、迫りくる更年期の陰におびえるアラフィフです。

イラスト:マメ美

 

 

有名人の宣伝に惹かれて購入した化粧品

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テレビで有名人が紹介しているのを見て、ついその化粧品を購入しました。宣伝文句は「シワが目立たなくなる」というもので、期待を込めて使い始めました。

 

実際に使ってみても、シワはまったく変わらず、実感できる違いを感じることはありませんでした。期待していた分だけ落胆も大きかったのを覚えています。

 

その後、口コミを確認すると「期待したような違いは感じられなかった」という声が多数あり、私と同じような人がたくさんいました。

 

◇◇◇◇◇

 

有名人が使っていることに影響されて購入した化粧品でしたが、ほとんど変化は感じられませんでした。この経験から口コミの重要性を実感。今では、購入前にしっかり調べる習慣が身につきました。

 

著者:二宮より子/50代女性・派遣社員

イラスト:はせがわじゅん

 

まとめ

自分では良かれと思っていても、他人から見ると違和感満載。体験談を読んでみると、そうした若作りが失敗を招くようでした。本当の若見えとは、若かったころを再現することではなく、「今の自分」にふさわしいメイクやおしゃれを見つけ出すことなのかもしれません。プロや友人に客観的なアドバイスを求めるなどして、程良い「若さ」を手にしたいですね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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