娘の気づかいが苦しい
めいが体調を崩した際は、ろみ緒があかりを預かるなど、離婚しても、ろみ緒とは「あかりの親」として良い協力関係を保てていると思っていためい。
しかし、あかりは「父になかなか会うことができない」寂しさを抱えていたよう。
ろみ緒があかりを預かっていた際、迎えにきて「帰ろうか」という言葉をかけためいに、あかりが返したのは「お父さんも帰る、一緒に」という切実なひと言でした。


「お父さんも一緒に帰る」――。あかりの無垢でストレートな願いに、めいとろみ緒は言葉を失ってしまいました。
そんな2人の動揺を瞬時に察してか、あかりはとっさに「なんちゃって」と言葉を付け加え、冗談めかして笑って……。あかりと共に歩き出すめいも、2人の背中を立ち尽くして見送るろみ緒も、そのあかりの言動の裏にある寂しさに胸が締め付けられる思いだったはずです。
めいもろみ緒も「離婚」が子どもにもたらす影響の大きさを実感していたでしょう。実際、ろみ緒からめいの元に「今後の家族の在り方」について連絡が届いたようです。2人の一度壊れてしまった形は元には戻らないかもしれません。それでも親として何ができるのか。あかりの「なんちゃって」という言葉が、2人の心に重い課題を残した内容でしたね。
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岡田ももえ