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「仕送り増やして♡」豹変した義母。断ると会社に電話「クビにしろ!」→私「いいんですね?」

私は夫と2人の子どもと暮らしています。フリーランスとして在宅で仕事をしており、ありがたいことに収入は安定していました。

義母はひとり暮らしで年金生活を送っており、私たち夫婦は毎月仕送りを続けていました。金額について不満を言われたことはなく、義母との関係は穏やかなものだと思っていたのです。

ところがある日を境に、義母の態度が一変しました。きっかけは、夫が私の収入を義母に話してしまったことでした。

「そんなに稼いでいるなら、もう少し親孝行を考えてくれてもいいんじゃない?」

 

義母からそう切り出されたのは突然のことでした。私の月収を夫から聞いたらしく、仕送りの増額を求めてきたのです。


たしかに私の収入は夫よりも上。しかし子どもたちは高校、大学と進学を控えています。収入が増えた分、将来の備えも必要でした。そのため、今の仕送り額で精一杯であることを丁寧に説明し、夫からも改めて断りを入れてもらったのです。


ところが義母はまったく納得しません。がっかりしたと言われ、話はいつの間にか私の働き方への批判にすり替わっていきました。

 

義母は「ちょっと稼いでいるからといってお高くとまっている」「女が稼ぐからこうなる」と、理不尽な言葉を次々と投げかけます。仕送りの話だったはずが、私という人間への攻撃に変わっていたのです。

止まらない干渉

義母の要求は、仕送りの増額からさらにエスカレートしていきました。ある日、真顔で「仕事を辞めなさい」と言い出したのです。

 

最初は冗談だと思いましたが、義母は本気でした。仕事中にも関わらず何度も電話をかけてきては、一方的にまくし立てます。

 

「妻は夫を支えて控えるものだ」「夫より稼ぐ嫁は生意気だ」「嫁としての自覚が足りない」と時代錯誤な価値観を押し付けられ、「そんな調子では息子に愛想を尽かされる」と脅すような言い方までされました。


私がいくら「夫婦で話し合って納得していることです」と説明しても、聞く耳を持ちません。夫は私の味方でいてくれましたが、実の親の豹変ぶりにショックを受けているよう。

 

何度も説得を試みてくれましたが、義母の頑なな拒絶に、夫の表情からも次第に生気が失われていくのがわかり、私は申し訳なさで胸が痛みました。

 

踏み越えてはならない一線

ある日、仕事のクライアントから思いがけない連絡がありました。クライアントの会社に見知らぬ女性から電話があり、「あの女をクビにしろ」と要求してきたというのです。着信履歴から確認した番号を聞くと、義母のスマホでした。


言葉での攻撃だけならまだしも、取引先にまで……。これは私個人の問題ではなく、取引先にも迷惑がかかりかねない行為です。


さらに調べていくうちに、義母は近所の人や友人にも私について事実と異なる話を広めていたことがわかりました。内容は「嫁が生意気で、義母をないがしろにしている」というもので、尾ひれがついて広がっていたのです。

 

噂が仕事関係者の耳に届けば、取引にも影響しかねません。このままでは生活そのものが壊されてしまう。私ははっきりと危機感を覚えました。


怒りを堪えて義母に電話をかけた私……。コール音を聞いていると「なぜここまでされなければならないのか」という悲しみが込み上げてきました。

 

私が取引先への電話の件を問い質すと、義母は悪びれもせず「あなたの働き方がなってないんじゃないかって意見を伝えてあげただけよ。ご近所の話だって、私は困っている事実を相談しただけ。嘘なんてついていないわ」と開き直ります。


そこで私は、噂による業務妨害が法的にどのようなリスクを孕むのか、私は努めて冷静なトーンで突きつけました。すると、それまで威勢の良かった義母が急に言葉を詰まらせます。「……ちょっと確認したいことができた」と言い残すと、逃げるように電話は切れました。

 

後から思えば、自分のしたことの重さに初めて気付いた瞬間だったのかもしれません。

 

義母に反撃

数日後、義母から探りを入れるような連絡がありました。「あの話はどうなったのか」と様子をうかがってきたのです。法的なリスクを突きつけた私の言葉が、相当響いていたに違いありません。

 

私はあえて、感情を排した事務的なトーンで答えました。「お義母さんがしたことは、単なる嫁いびりの域を超えた業務妨害です。このまま実害が出れば、相応の賠償を請求することになります。会社への電話も、ご近所への言いふらしも、すべて記録と証拠を揃えました」

 

電話の向こうで、義母が鼻で笑う気配がしました。「身内同士の揉め事で大げさね! 家族なんだから罪も何もないでしょう」と、まだ高を括っているようです。

 

しかし、私は容赦しませんでした。「家族だから許されるなんて、今の世の中通用しませんよ。もし私の取引がひとつでも止まれば、発生する損害額はお義母さんの年金では一生払いきれない額になるかもしれません。そのときは、1円残らず弁償していただきますから」

 

「弁償」という生々しい言葉に、義母の息が止まったのがわかりました。

 

義母の末路

さらに追い打ちをかけるように、隣で沈黙を守っていた夫がスマホを取りました。

 

「母さん、これは脅しじゃないよ。俺も、自分の妻を執拗に攻撃する人を『母親』だとは思えない。もう親子の縁を切るよ」

 

息子からの冷徹な絶縁宣言に、義母は「なんでそんなひどいことを……」と力なく漏らすのが精いっぱいでした。自分こそが一番ひどいことをしていた事実に、ようやく直面したのでしょう。

 

結局、義母は私たちの本気に恐怖を感じたのか、それ以来ピタリと干渉を止めました。それどころか、自分が広めた噂が自分に返ってくるのを恐れたのか、逃げるように遠方の親戚宅へ身を寄せることになったのです。

 

仕送りの負担がなくなり、家の中に穏やかな時間が戻ってきました。あのとき、感情的に怒鳴るのではなく、毅然とリスクを突きつけたことが、私たち家族を守る唯一の手段だったのだと確信しています。

 

◇ ◇ ◇

 

本来、仕送りは贈る側の善意や思いやりがあってこそ成り立つものです。それを「もっと」と当たり前のように要求し、欲を出すのは、せっかくの温かい関係を自ら壊す行為にほかなりません。

 

何より、高い収入はその人がこれまで積み重ねてきた努力の結果です。家族だからといって、誰かの頑張りを搾取していい理由にはならないはず……。

 

互いの努力を尊重し、感謝し合える適切な距離感こそが、本当の意味で穏やかな家族の形を作るのかもしれませんね。

 

【取材時期:2026年3月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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