友人へ託した役目
夫との結婚式が決まったとき、25年来の友人に代表スピーチを、17年来の友人に受付をお願いしました。2人は迷うことなく引き受けてくれ、私以上に喜んでくれました。その姿が本当にうれしく、心強く感じたのを覚えています。
大切にしてきた世界観
私は21年間ずっと愛しているキャラクターがあり、その公式コラボによるコンセプト婚を挙げることになりました。その話をすると、友人が結婚祝いにウェルカムドールを贈りたいと言ってくれました。毎年すぐに完売してしまう人気商品でしたが、友人が最後の1つを確保してくれました。あとは届くのを待つだけでした。
届いたまさかの知らせ
ところが、ウェルカムドールを保管していた倉庫が火災に遭い、発送ができなくなったという連絡が届きました。そのころ、私は夫と結婚式費用の折半について意見が合わず、気持ちが不安定になっていました。そこへ重なった出来事に、「結婚するべきではないということなのかもしれない」と、つい悪い方向へ考えてしまったのです。
友人からの前向きな提案
落ち込む私に、友人は「ぬいぐるみが2人の厄を引き受けてくれたんだよ。だから大丈夫」と言ってくれました。その明るさに、少しだけ心が軽くなりました。さらに「あなたには特別なものが必要なんだと思う。完全オーダーメイドにしよう」と提案してくれました。
完成したのは、私と夫が当日着るドレスとタキシードをまとい、ティアラやブーケ、小物まで細かく再現したキャラクターのウェルカムドールでした。どれだけ費用がかかったのかは聞いていませんが、決して安いものではなかったと思います。
まとめ
結婚準備は幸せな時間のはずなのに、お金のことや思いがすれ違う瞬間に、心は簡単に揺れ動いてしまうものだと知りました。私は「完璧な式にしなければ」とひとりで抱え込み、不安を大きくしていたのだと思います。
けれど、そばで前向きに支えてくれる友人の存在が、その気持ちをやさしくほどいてくれました。完璧な形よりも、支えてくれる人の温かさこそが、これからの人生を照らすたしかな灯りなのだと気付きました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:藤﨑優織/30代女性・医療従事者
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
関連記事:「絶対に阻止したかった」結婚式を挙げたい夫と挙げたくない私。夫に隠し続けた事実とは
関連記事:「まさか当日に…」結婚式のお色直しドレスを義母が勝手に変更!新婦が控室に閉じこもると驚きの展開に
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!